細川大臣閣議後記者会見概要

H23.03.11(金) 08:40 ~ 08:45 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議と閣僚懇談会が終わりまして、こちらにまいりました。今日の閣議では、「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。 2つ目はEPAに基づく外国人看護師・介護福祉士候補者の滞在期間の延長、これは1年間延長するということが決まりました。 3つ目は独立行政法人の理事長の人事です。厚生労働省所管の独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の理事長、戸苅利和氏は、3月31日付で辞任予定でありますが、その後任に、公募による選考を経て、元株式会社東芝の取締役の小林利治氏を4月1日付けで任命することといたしました。本日の閣議で了解をいただきました。以上が閣議の決定です。 それから私の方から申し上げたいと思いますが、以前にも閣議後の会見で申し上げました、生活保護制度の見直しの件ですが、我々政務三役と知事、市町村長との間で議論を行う「生活保護制度に関する国と地方の協議の場」を設け、3月18日に開催することにいたしました。以上が私から申し上げるところです。

質疑

記者:
菅総理大臣に外国人からの違法献金という一部報道があります。前原大臣はその件でお辞めになっている中で、これがもし事実だとすると菅政権そのものの存続が危うくなってくると思いますが、菅総理はそれを責任を取るべきだとお考えでしょうか。
大臣:
私は全く聞いておりませんので、仮定のことについてはお答えするわけにはいかないと思います。
記者:
前原大臣について菅総理大臣にもそういう疑惑が生じたわけですが、細川大臣ご自身はそういう外国人からの献金は全くないとお考えでよろしいでしょうか。
大臣:
私自身はそういうことはございません。
記者:
主婦年金の問題ですが、岡本政務官が12月に事務方から聞いていて、大臣には報告がなかったということですが、これについては大臣は改めて岡本政務官は大臣に対して報告すべきだったと思いますか。
大臣:
政務官から私の方に報告という形の政務三役会議にはなっていなくて、岡本政務官がお聞きになった時には、事務方の者に大臣にもその話をするという配慮があってよかったかなと思いますが。
記者:
大臣としては課長通知が出される直前でも、12月の時点で大臣としてお聞きになっていたら、その制度自体を取りやめていたと思いますでしょうか。
大臣:
当然、私としてはその内容について詳しく知った場合には、公平性という面から考えますと、少し慎重に検討しなければという形になったと思います。
記者:
主婦年金の方が過払いが13%程度いたというサンプル調査がありますが、詳しく実態を調べるご予定はありますか。
大臣:
当然今後調べていかなければいけないと思います。具体的にコンピューターでどのような形でセットしてやっていくかということは、なかなか複雑で難しいようですが、どうしても調べなければ解決になりませんから、調べてまいります。

(了)