細川大臣閣議後記者会見概要

H23.02.15(火) 09:34 ~ 09:42 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議が終わりまして参りました。今日の閣議につきましては、特にご報告するようなことはございません。

質疑

記者:
小沢元代表の問題について、党員資格の停止という方針が決められましたが、民主党の議員として大臣のご意見をお聞かせください。
大臣:
小沢さんの問題につきましては、これまでもよく聞かれてまいりましたが、私の方は政府の立場におりますので、国会のこと、あるいは党のことについてはあまりコメントは差し控えるということでまいりましたので、今回も差し控えさせていただきたいと思います。
記者:
今日、札幌地裁でB型肝炎訴訟の和解協議が行われますが、いつごろまでに合意に至るとか、スケジュールの目途をどのように考えていらっしゃいますか。
大臣:
今日は、正式な形での裁判所の見解に対して受け入れるということで、正式にこれから基本的合意に向けて進むことになります。いつごろ合意ができるかということにつきましては、これは国の方としてもできるだけ早く合意に至るように努力をしたいと思っております。
記者:
各種の世論調査で菅内閣の支持率が低下していまして、NHKでも21%と、発足以来過去最低を記録しました。大臣としては支持率の低下について、どのようなことが原因だと思われていらっしゃいますか。また、今後どのように対策を採られたいと思っていますか。
大臣:
世論調査の結果というのは国民の皆さんの気持ち、あるいは意思がそこに表れていると思っております。したがって、その結果については謙虚に受け止めて、しっかりがんばっていかなければと思っています。私どもとしては、来年度の予算案を提案をして審議をしていただいておりますので、これを年度内に成立をさせていただき、関連法案についても是非成立をさせていただければ、国民の皆さんの気持ちというか評価も変わってくるのではないかと思っております。
記者:
児童福祉法についてお伺いしたいのですが、今日、法制審議会が虐待された子どもに対する親権の見直し案を法務大臣へ答申する予定なのですが、この児童福祉法の改正案について、いつ頃国会への提出を予定されているのかということと、これによる虐待防止の効果についてどうお考えでしょうか。
大臣:
法案については法務省と共管になっておりますので、法務省ともよく相談をして決めていかなければいけないということもあり、いつということは今申し上げるところではございません。それから児童虐待については親権との関係がありますので、その親権についていろいろと内容について変えていきますので、私としては出来るだけ児童虐待が少なくなるような改正になると思います。
記者:
関連してですが、親権の見直しによる、児童福祉法のポイントとして施設に入っている子どもさんの親権について、親御さんが予防接種に反対するという場合に施設長さんの権限を優先させようということで、どこまで優先させるべきかということについていろいろ議論がありますが、それについてどのようにお考えでしょうか。
大臣:
基本的に考えなければいけないのは、子どものためにどうなるか、子どもの視点ですべて考えていかなければいけないのではないかと思っております。親としての心構えがないというか資格がない場合には、子どものためには施設の方に優先的にいろいろことをお任せするということが大事ではないかと思っております。
記者:
社会保障と税の省内の会議なのですが、進捗状況と小林政務官が3月にも中間報告をするということをおっしゃっていたのですが、昨日岡本政務官はそういう話は聞いていないとおっしゃていたのですが、中間報告を行うのかどうかお聞かせください。
大臣:
中間報告をいつまでにどうこうと決めているわけではありませんが、しかし、どういう形で改革案が進んでいるかということについては、全体的にも把握しておかなければいけませんので、そういう全体の進み具合や交通整理ということについては昨日の政務三役会議で大塚副大臣がその担当ということに決まりました。そういうことについては大塚副大臣を中心に交通整理などをしていきたいと思っております。

(了)