細川大臣閣議後記者会見概要

H22.11.12(金) 8:42 ~ 8:47 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今閣議が終わりましてまいりました。今日は厚生労働省関係については特にありませんでしたが、法務大臣から犯罪白書が公表されたという報告がございました。他には厚生労働省と特に関係のあるようなものはありませんでした。以上です。

質疑

記者:
今日いよいよ政策コンテストの厚生労働省のヒアリングが行われます。前回秘策があると大臣はおっしゃっていたのですが、当日ということでどの点に重点をおいて説明されるご予定でしょうか。
大臣:
今日は藤村副大臣と両政務官に対応していただくことになっており、秘策はその場でご覧になっていただきたいと思います。必要性とかいろいろなことを強調されるということです。
記者:
一昨日、他の省庁でも非常に厳しいやり取りで、「必要と思われる」と省庁側が言ってもそう簡単には聞いて貰えないという感じだったのですが、厚生労働省はいかがでしょうか。
大臣:
これは副大臣、政務官にがんばっていただくということになります。
記者:
労働者派遣法の改正案について、今国会の見通しが審議時間等の制限がある中で「厳しいのではないか」という声も上がっているのですが、大臣としてはいかがでしょうか。
大臣:
労働者派遣法はマニフェストでも約束しているところですし、以前の通常国会からの継続審議になっている法案ですから、私としては是非今国会で成立させていただきたいと思っております。
記者:
それからB型肝炎訴訟についてお伺いしますが、前回裁判長がキャリアに対して「補償しない」という国の方針に対して、「再考を促す」という発言がありました。出来れば次回に回答ということだったと思いますが、国としてはどのような対応をされるのでしょうか。
大臣:
今日は和解協議が行われる日になっておりますが、今日は裁判所の仲介でこれまで国の主張と、原告団の皆様の主張の論点をすり合わせるということになっておりますから、今日の協議を見てから検討ということになると思います。
記者:
今日はキャリアの対応については、国から反応はないということでしょうか。
大臣:
今日はそういう予定にはなっておりません。今日は論点整理です。
記者:
尖閣諸島の衝突ビデオを海上保安官が流出させた問題で、野党側が「馬淵国交大臣が辞任する責任があるのではないか」という意見を強めているのですが、これについては大臣はどのようにお考えでしょうか。
大臣:
政府の同僚でもありますし、私から責任云々を申し上げるのは適切ではないと思っております。
記者:
海上保安庁長官の責任はどのように思われますか。
大臣:
流出したという事実については、海上保安庁から流出しているわけですから、責任があるのではないかと思います。
記者:
別件なのですが、子ども手当ですが議論も進んでいるかと思います。一律の上乗せですが、財源なども考えると政府内には「一律上乗せは難しい」という意見がかなりあると思いますが、大臣ご自身のお考えはいかがでしょうか。
大臣:
今日も確か設定されていると思いますが、副大臣会合で検討をしてそして、5大臣会合に上げていただくことになっております。この段階で私の方から申し上げることはしないということにさせていただきたいと思います。
記者:
B型肝炎訴訟ですが、今回何も国からアクションがないとすると、あと残り2回しか和解協議が設定されていないのですが、そうすると大臣がおっしゃっていた年内基本合意というのはかなり日程的に難しくなってくると思いますが、どのように対応されていかれますか。
大臣:
前から申し上げているように、原告の皆様のことを考えると出来るだけ和解協議が成立することが望ましいと思っております。出来るだけ年内解決に向けて国の方としても努力していかなければならないと思っております。

(了)