細川大臣閣議後記者会見概要

H22.10.22(金) 9:13 ~ 9:18 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今閣議が終わりましてこちらにまいりました。厚生労働省関係のものは報告するものはありませんが、補正予算の編成日程が官房長官から報告がありまして、10月29日に閣議決定する予定という報告がありました。以上です。

質疑

記者:
来週からいよいよ事業仕分けの第3弾が始まりますが、特別会計が対象になっていること、また、厚生労働省としてどのような姿勢で臨まれるかお聞かせください。
大臣:
厚生労働省は年金会計と労働の方の会計が仕分けにされます。厚生労働省としては、しっかり必要性などを御説明して納得していただくということになると思います。
記者:
昨日、民主党の議員が年金記録の現場を視察した上で、もう少し効率的に出来ないかなどの意見が出ていたのですが、そういった報告は受けられていますでしょうか。
大臣:
私自身もお台場の年金記録のコンピューター記録と紙台帳記録の突合現場を見てきました。始まったばかりですから、22年、23年と集中的にやることになっておりまして、そのところを見て費用対効果なども判断していくことになると思います。節目節目で作業の状況を公表して国民の皆様にも分かってもらうというふうに考えております。
記者:
東北厚生局で情報公開請求に対して公開した文書が一部が改ざんされていたという問題が報道で発覚しました。東北厚生局では6月にも同様の問題で職員4人が処分されたばかりなのですが、この問題についての大臣のお考えと、今後調査などをされていくのか教えてください。
大臣:
私も報道で知りました。また、原局の方からも報告をいただきましたが、情報公開で請求されて、請求された時の情報を提出するのは当たり前であって、更に書き直すということをさせてその後で公開するというのは言語道断だと思っております。したがって、調査をしっかりやるように私の方から指示をいたしまして、その結果に基づいて、これが事実ということならば厳正に処分も考えなければと思っております。
記者:
待機児童ゼロ対策の特命チームが昨日初会合を開いて、小宮山副大臣もメンバーとして参加されていて、待機児童対策は厚生労働省の所管だと思いますが、特命チームへの大臣の期待と、特命チームだけでは出来ることと出来ないことがあると思いますが、長期的にみて大臣は待機児童対策をどう考えているかの御認識を改めてお伺いしたいのですが。
大臣:
総理の指示で特命チームが発足したということは、子育て支援の中でも保育所の待機児童が多いということは非常に深刻だと思います。早急にしっかりした手立てをして、施策を打っていかなければと思います。したがって、そういう意味では菅内閣が目指している子ども・子育ての支援の一つの目玉として、しっかりやっていくということです。厚生労働省としてもこの点についてはしっかり応援していきたいと思っております。

(了)