長妻大臣閣議後記者会見概要

H22.5.18(火) 8:53 ~ 8:58 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議と閣僚懇談会を終えてこちらに参りました。私からは特にございません。

質疑

記者:
B型肝炎の関係ですが、今日、原告団の方と面会される予定と伺っているのですが、大臣としては原告の方と初めて会われてどういったことを伝えたいと思われますか。
大臣:
まずは、昨日は福岡地裁、先週金曜日は札幌地裁に和解に入るということを申し上げましたので、これを直接皆様方にも和解に入るということをお伝えするということと、お気持ち、御要望を直接お伺いするということでありまして、今の段階で私から何か具体的な提案をするということではありませんが、そういうお話をお伺いするということになると思います。
記者:
原告団の方は早期解決を求める声が非常に多いと思うのですが、スケジュール感については何かあるのでしょうか。
大臣:
裁判所の仲介でこれから和解の交渉をさせていただくということですので、まだ確定的なことは申し上げられないと思います。
記者:
面会をされるのは大臣の他にどなたが出席される予定ですか。
大臣:
私と政務三役になると思いますが、まだ詳細が詰まっておりません。与党から昨日の交渉の報告もお聞きしてということになろうかと思います。いずれにしても厚生労働省ということです。
記者:
現在の時点での子ども手当の現金支給、現物支給についてのお考えをお聞かせ下さい。
大臣:
日曜日の会合もありまして、上乗せ分の1万3千円については全て現金か、あるいは一部を現物支給にするのかということに関しては「政務三役と相談をしてみたい」と、こういうことを申し上げまして今もその段階であります。
記者:
それはいつを目処にまとまった見解を示されるのでしょうか。
大臣:
まだ期日は決まっておりませんが、議論をしてどういう対応が必要なのかについては今議論の最中です。
記者:
これまで大臣は全額現金ということを主張されてきたのですが、ここになって現物給付を検討するということは内閣全体で国債を抑えるなど、財政的な問題が大きいということでしょうか。
大臣:
党からのお話もありますし、財政的な問題もあります。ただ、財政的な問題をどうするかということもまだ確定していない段階です。そういう意味では我々として総合的にそういったことも勘案して議論をしていくということです。
記者:
現物給付を考える時にすでに「子ども・子育てビジョン」で保育サービスなどについて目標などを定めているわけですが、上乗せの1万3千円分というのは「子ども・子育てビジョン」で示している現物給付とはまた別に考えるということでよろしいのでしょうか。
大臣:
まだそこについても考えているわけではないので、いずれにしてもどういうふうにするのか、全額現金なのかどうかということについて政務三役で議論して行くということになると思います。
記者:
そうしますと、可能性としては「子ども・子育てビジョン」で示している保育サービスの財源に上乗せの1万3千円を充てるという可能性もあるのでしょうか。
大臣:
そこまで詳細な検討をしておりませんので、まずは全額現金と我々は申し上げておりましたので、それをどう考えるかということを検討して行くことになると思います。
記者:
仮に変えるとしますと、先の政権交代の時の衆議院選挙で掲げたマニフェストを修正するということになりますが、参議院選挙で国民の理解を得て行くのはかなり難しい部分もあると思いますが、大臣としてはどのようにお考えでしょうか。
大臣:
マニフェストを変えるということは、基本的な考え方がなければ国民の皆様に御理解いただくことが出来ないわけですから、そういうことを含めて政務三役で検討して行くということです。

(了)