加藤大臣会見概要

H30.4.17(火)8:45 ~ 8:50 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。閣議での発言または冒頭申し上げることは、特にございません。
記者:
加計学園の獣医学部新設を巡る愛媛県側の文書に関してですが、厚生労働省側でも見つかったのかどうか。また、進捗状況を教えてください。
大臣:
4月10日に官房副長官から事務次官に指示を受けて、関係部局において調査を行った結果、そうした文書は見つかっておりません。
記者:
これで、結論ということでしょうか。
大臣:
そうですね。調べることは、調べ切ったという認識をしております。
記者:
文科省側では、内閣府からそういった訪問に関するメール等が見つかったという報道も出ていますが、そういったものに関しても、見つかっていないということでしょうか。
大臣:
はい。当該文書が無いかどうか、執務室の書類、また電子ファイル、これも確認したというふうに承知をしております。
記者:
財務次官のセクハラをめぐる発言で、財務省が女性記者に被害があるかどうか名乗り出るように要請をしたのですが、そのことについて、違和感を感じるかどうかについてご所感をお伺いします。
大臣:
いずれにしても財務省において当該事案について調査されるということですから。調査をされるやり方については、それぞれお考えになっていかれるんだろうと思いますけれども。
記者:
被害女性に直接名乗り出るようにという調査方法については、どうお考えですか。
大臣:
具体的に、それぞれがいいかどうかということを申し上げるのではなく、どうやって事態を調査するかということで、それぞれお考えになって、他にやりようがあれば、他にやりようがあるわけでしょうけれども、総合的に判断された結果ではないかと私は受け止めております。
記者:
次官からセクハラがあったのではないかと報じられておりますけれども、そのことについての受け止めをお伺いします。また、与野党から進退を問う声が出ていますが、その点についてのご所感についてお伺いします。
大臣:
それを含めて、財務省の方で調査をされるということではないかというふうに承知をしておりますし、私どもは私どもの方で、局長の問題があります。これは、メールがありますから、それを見ながら、きちんと調査をしていきたいと思っております。
記者:
今日安倍総理大臣が、日米首脳会談に向けて出発されますけれども、北朝鮮の問題も大きなテーマの一つとなる見込みですが、拉致担当大臣としてどのような会談になることを期待されますでしょうか。
大臣:
この問題については、先般も拉致被害者家族の方々が総理に直接お会いをして、ぜひこの機会に取り上げて、そしてこの問題を前に進めて欲しい、解決に、つまり、すべての拉致被害者の帰国につなげて欲しい、その思いを伝えられたところであります。そうした思いを持って、これまでもそうでありますけれど、いろんな機会に、南北、そしてもちろん米朝首脳会談において、この問題が取り上げられるよう、総理が先頭に立って働きかけを行ってきたところであります。今回直接トランプ大統領にお話をする機会でありますから、やはりそこは本件も含めて、しっかりとお話をされると期待をしておりますし、トランプ大統領も先般、日本に来られた時に、家族の皆さんにお会いし、そしてその思いを受け止めていただいております。それを踏まえた話し合いになることを期待しています。
記者:
総合労働実態調査の精査が進んでいると思います。進捗状況、また公表の見通しがありましたら、よろしくお願いいたします。
大臣:
データの精査については、調査表原票と、データに打ち込んだものとの突合。そして、これまで実際の処理は委託先でやっていました。そこでも、色々修正やチェックはしているのですが、それが実際どうなっていたのか。加えて結果において、やはり合理的でない結果、これがどういうものなのか、ということを全部洗い出しながら今精査をさせていただいている状況です。かなり作業は進んできていると思っておりますので、できるだけ速やかに公表できるように、さらに作業を進めていきたいと思ってます。
記者:
公表は働き方改革関連法案の審議入りの前には、ということでよろしいでしょうか。
大臣:
審議入りというのは、私が勝手に日程を設定するわけではありませんけれども、そうした作業が終われば、速やかにその点を公表、どういうふうにお伝えするかもあるのですが、広い意味で公表していきたいと思っております。

(了)