加藤大臣会見概要

H30.7.6(金)9:22 ~ 9:25 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。冒頭申し上げることはありません。

質疑

記者:
病気腎移植について、昨日の有識者会議で先進医療として条件付きで承認されましたが、異論も多いこの手術法について、今後どのような方針で対応されるのか、厚労省としてのお考えをお聞かせください。
大臣:
まず、東京西徳洲会病院から申請があった病気腎を用いた修復腎移植術について、昨日の先進医療会議においてその有効性・安全性に関して審議が行われ、その結果、移植を受ける患者であるレシピエントの選定を公平かつ適切に実施するため、その優先順位決定を行う第三者委員会に専門知識を有する学会推薦の外部委員を参画させることを条件に、先進医療として承認がなされたということでございます。これによって、保険診療と保険外診療とを組み合わせて行う保険外併用療養として実施されるということでありますから、将来の保険適用に向けてさらに有効性・安全性をどう評価していくかが必要になると考えます。厚労省としては、この東京西徳洲会病院が今回提示された条件に適切に対応するということを確認する等の作業を行った上で、先進医療の告示を行う予定であります。患者の安全性を確保しつつ将来の保険適用に向けて先進医療が適切に実施されるよう、厚労省としても適切に対応していきたいと考えております。
記者:
先ほどオウムの松本智津夫死刑囚の刑が執行されました。社会的にも大きな一つの節目だと思いますが、ご所感をお願いします。
大臣:
今日の新聞に、執行されるという記事が出ていたように記憶をしておりますけれども、そういうことなのかなということを感じたということであります。所管ではございませんから、大臣としてのコメントを特に申し上げることは控えたいと思います。
記者:
オウムの関連で、大臣としてではなく個人的に何か思うところがもしあればお伺いしたいのですが。
大臣:
一連のオウムの引き起こした事件、サリンの事件等々で多くの方々が被害に遭われているわけでありますから、そのことを思い出させていただきました。

(了)