上野大臣会見概要
(令和8年9月14日(月)16:22~16:25 県南病院)
広報室
会見の詳細
発言要旨
- 大臣:
- 本日は、筑波記念病院、県南病院を視察させていただき、リハビリテーションの現場でそれぞれの医療機関の皆さんが大変頑張っていらっしゃる姿を拝見しました。大変有意義な視察だったと思っています。まず、筑波記念病院においては、高度な知識と技術を備えたリハビリテーション専門職の皆様が、急性期から生活期まで切れ目のない形でサービスの提供に力を尽くしていただいています。これからの時代に、細切れではなく、患者さんからみればまさに切れ目がないわけですので、そうした対応をしていただいているというのは非常に素晴らしいことだと思います。我々としても、そうした切れ目のないリハビリテーションをしっかりこれからも応援できるように取り組んでいきたいと思います。また、県南病院においては、特に障害児・者の自立支援の取組や自動車運転再開支援、特に復職される若い方でリハビリが必要な方がたくさんいらっしゃるというお話を伺いました。これから仕事に復帰され、そのための訓練も非常に大事になるので、そうした点に特に力を入れていらっしゃることを大変頼もしく思いました。我々もそうした若い世代の皆さんが仮にそうした状況になった場合にどういった形で応援できるのかというのを、十分研究していかなければいけないと改めて実感したので、大変有意義だったと思っています。「攻めの予防医療」を7月に公表させていただきました。「攻めの予防医療」の中でリハビリテーションは大きな柱でもありますし、省内にもリハビリテーションのセンター組織をつくらせていただきましたので、そこを司令塔にして、リハビリテーションをしっかり応援できる体制をこれからも作っていきたいと思っているので、そういった意味では、今日現場でいろいろなお話を伺ったのは有意義だったと思います。これからの課題として、職場復帰の話もありました。また、医療と介護、障害の連携が、改めてリハビリテーションという世界でも必要だと実感しましたので、それについても、これからしっかり対応しなければいけないと思っています。その他、訪問リハビリや急性期のリハビリにおける報酬上の課題などについてもご指摘があったので、そうしたものを踏まえて、これからどういう体制・対応ができるかしっかり考えていきたいと思います。
質疑
- 記者:
- 今日の意見交換会で、小児リハビリについての要望も出されていましたが、2か所目の意見交換会も通じて、大臣が問題意識を感じられた点があればお願いします。また、それに対して、攻めの予防医療を通じてどういった取組を進めたいかも併せてお願いします。
- 大臣:
- 小児リハビリについては、ニーズが非常に高まっているというお話を伺いました。ただ、それに比して、小児リハビリに対応していただける施設が少ないというお話があったので、これは中期的な課題でもあると思います。ニーズについても我々が十分に把握する必要があると思いますし、小児の分野で様々なリハビリを受けていただく方にどういうサービスをどういう場所で提供できるか、しっかり受け止めて考えなければいけないなと考えています。
- 記者:
- リハビリに関しては、人材確保の観点で人手不足などの課題が指摘されていると思いますが、人材確保に関して、厚生労働省として今後どのように取り組んでいくのでしょうか。
- 大臣:
- まさにリハビリ専門職の皆さんやその他のコ・メディカルの皆さんもそうですが、これから2040年に向けて需要が増大していく中で、人手不足が顕在化していく可能性が非常に高いと思っています。そういった意味では、厚生労働省の中でも、検討会を設け、そこで人材の育成・養成、あるいは養成していただく学校への支援といったことについて検討を進めているところです。そうしたことで大きな方向性を出していきたいと思いますし、令和9年度の概算要求においても、人材育成や人材養成といった面での予算要求をしっかりやらせていただいているので、制度面や予算面からしっかり対応できるように進めていきたいと思っています。
(了)

