上野大臣会見概要

(令和8年7月3日(金)17:28~17:33 インテックス大阪センタービル)

広報室

会見の詳細

発言要旨

大臣:
本日は、大阪で開催されたワールド・ヘルス・エキスポ・リーダーズ大阪(WHX Leaders Osaka)に出席させていただき、会議場に併設されている医療などの企業にかかる展示会を視察させていただきました。これは昨年、「いのち」をテーマに掲げた大阪・関西万博のレガシーとして開催されたものと伺っていますが、まさにそれにふさわしいイベントだったと思います。私からも、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進をはじめ、国際保健や医療の国際展開、医療にかかる産業振興、そうした分野に関連する厚生労働省の取組についてお話させていただくことができました。また、本会場の視察の前にNakanoshima Qrossを視察させていただきました。創薬の一つの拠点として、大変先進的な取組をされているということを改めて認識しました。高市政権においても、創薬力の強化は日本成長戦略の大きな柱の一つでもあるので、これからもこうした取組が更に進展するよう、しっかり厚生労働省としても応援していきたいと考えています。また、この会議場の視察では、国立循環器病研究センターや東京女子医科大学、朝日インテックさんをはじめとする各企業の皆さんが、素晴らしい日本の技術を展示していただいており、大変心強く感じました。特に印象に残ったのは、3Dで内臓の状態がよく分かり、手術をする前にドクターの方がそれを見て手術に臨まれるようなものであったり、AIを活用して画像を読み込み、どこに何の疾患があるのかということが即座に分かるようなシステムであったり、トラックの中で手術ができ、災害等でも活用できるような新しいシステム、さらに、そのトラックでの手術を日本全国どこからでも支援できるようなシステムにも、大変感銘を受けました。また、心臓のカテーテルで世界トップシェアを誇っていらっしゃる企業の技術についても大変勉強になりました。そうした企業が日本から生み出されるということが大事だということを改めて実感したところです。厚生労働省としては、今年の12月に東京で第2回UHCハイレベルフォーラムを開催したいと考えていますが、その中で世界各国のUHC達成に向けた議論を更に深めていきたいと考えています。また、創薬力向上についても、先ほど申し上げましたが、Nakanoshima Qrossのような拠点をどんどん応援していく、そして日本国内にも創薬のエコシステムをしっかりと根付かせていくと同時に、世界の市場にどんどん出て行けるように、あるいは世界のエコシステムともしっかり連携ができるように、そうした取組を推進していきたいと考えています。いずれにせよ、日本企業の優れた技術や優れたシステムが世界各国の健康や医療分野に貢献できるよう推進していきたいと考えています。そのためにも、これから来年度予算に向けたいろいろな議論が始まりますし、日本成長戦略の取りまとめもあるので、今日の経験を十分生かせるように、私自身も取り組んでいきたいと考えています。

質疑

記者:
週刊文春が報じた公職選挙法違反の疑いについてお願いします。公職選挙法では選挙事務所は原則として2箇所までとされていますが、週刊文春は2024年の衆院選では、投開票日の2日後に9件分の事務所賃料が支払われていたと報じています。選挙管理委員会に届け出ていた事務所は2箇所だったということですが、複数の事務所で電話作戦などの選挙活動が行われていたとされて、闇事務所だったのではないかと指摘されています。2021年の衆院選でも同様の疑惑があったと報じられています。これらの件について、事実関係を確認されているかどうか、また、大臣ご自身のご認識と今後の対応についてお聞かせいただけますでしょうか。
大臣:
報道については承知していますが、現在事実関係などを確認中です。
記者:
現時点では事実かどうか把握されていないと。
大臣:
はい、事実関係を確認中ということです。
記者:
国会が会期末を迎えている中で、法案審議について野党との攻防が続いている中で、これがもし事実であれば政権に打撃を与える内容だと思いますが、報道についてはどのようにお受け止めでしょうか。
大臣:
繰り返しになり恐縮ですが、報道の内容については承知していますが、現在その事実関係等について精査しているので、調査中ということでご理解いただければと思います。

(了)