福岡大臣会見概要

(令和7年8月1日(金)9:37~9:39 院内大臣室前)

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
冒頭私から1点ございます。雇用統計についてです。令和7年6月の有効求人倍率は1.22倍と、前月より0.02ポイント低下となりました。また、完全失業率は2.5%と、前月と同水準となりました。求人・求職の動向や労働力調査の結果を見ますと、現在の雇用情勢は、求人は一部の産業で減少がみられるものの、緩やかに持ち直しています。物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要があると考えています。

質疑

記者:
今年度の最低賃金をめぐる議論が大詰めを迎えています。昨日、5回目となる公労使の議論では決着せず、今日に持ち越しとなりました。議論が長期化していて、労働者側が大幅引き上げを求めているのに対し、企業側は慎重な姿勢を示していますが、大臣としてどのような議論を望むか、お聞かせください。また、一部で全国平均が1,100円を超える見通しとの報道もありますが、検討状況についてもお聞かせください。
大臣:
最低賃金の改定に当たっては、公労使三者構成の審議会において、法定の三要素を考慮したご議論をいただき、決定することとされています。引き続き、委員の皆様には、データに基づく真摯な議論をお願いしたいと思います。まさに今、ご議論いただいていますので、ここから先のことについては、コメントを差し控えさせていただきます。

(了)