福岡大臣会見概要
(令和7年1月28日(火)9:37~9:39 院内大臣室前)
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- 私からは特にございません。
質疑
- 記者:
- 実質賃金について伺います。先週発表があった昨年11月の毎月勤労統計調査の確報値で、実質賃金が前年同月比で0.5%増となり、4か月ぶりにプラスに転じました。昨年6月に26か月連続のマイナスから脱却してからも、8月以降はマイナスが続いていましたが、今回プラスになった受け止めをお聞かせください。
- 大臣:
- 1月24日に公表した毎月勤労統計調査の令和6年11月分の確報値では、名目賃金の対前年同月比はプラス3.9%、実質賃金はプラス0.5%となったところです。実質賃金がプラスとなったのは、昨年7月以来、4か月ぶりです。これは名目賃金のうち、賞与を含む「特別に支払われた給与」が対前年同月比でプラス24.9%と大きく増加したことが寄与しています。今年の賃金交渉に向けては、先日、連合会長と経団連会長との懇談会を皮切りに、春季労使交渉が本格的にスタートしたところです。私としても、最大限の賃上げを期待するとともに、現在の賃上げの流れが、地方で働く方や中小企業で働く方にもしっかりと行き渡ることが大変重要だと考えています。このため、今月、来月を中心に、地方版政労使会議の開催を進めるとともに、中小企業等が賃上げできる環境整備に向けて、価格転化対策や生産性向上の支援等に取り組んでまいりたいと考えています。
- 記者:
- フジテレビとのタイアップついてお伺いします。現在、厚生労働省として、フジテレビと何かしらのタイアップ事業を行っていますでしょうか。また、行っている場合の対応について教えてください。
- 大臣:
- お尋ねの件については、内閣官房内閣広報室から、厚労省を含む各府省庁に対し、現時点でフジテレビが関わる広報啓発活動の有無について照会があったところであり、現在、事実関係を確認している段階ですが、今ご指摘があった、少なくともタイアップ事業についてはありません。それ以上のことについては、決まった方針はございませんが、必要があれば適切な対応をしていきたいと考えています。
(了)