加藤大臣会見概要

(令和5年2月21日(火)8:36~8:40 院内閣議室前)

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
 冒頭特にございません。

質疑

記者:
新型コロナのマスク以外の基本的な感染対策についてお伺いいたします。政府は3月13日からマスクの着脱についてはルールを見直すと表明されましたが、他にも頻繁な手指消毒やパーティションなどについても過剰なものから見直すべきだという意見があります。大臣の現在のお考えや専門家組織と検討していることを教えてください。
大臣:
1月27日の厚生科学審議会感染症部会の報告で「今では過剰とも言える感染対策はできる限り早期に見直しつつ、新型コロナの特性を踏まえて有効な方法については、引き続き丁寧に情報発信すべき」との意見をいただきました。こうしたご意見も踏まえて2月10日の政府対策本部決定で、マスクの取扱いについては3月13日から見直しを行うこととしたところであります。
 あわせてマスク着用の考え方の見直し後であっても、基本的対処方針に基づく基本的な感染対策は重要であります。3密の回避、人と人との距離の確保、手洗い等の手指衛生、換気等の励行をお願いすることとしています。先ほど申し上げた感染症部会における報告も踏まえ、今後マスク以外の基本的な対策の見直しについてもアドバイザリーボードにおいて専門家から意見をいただき、検討を進めていきたいと考えています。
記者:
アビガンについてお伺いします。不適切な処方が5施設429人の方で確認されたとのことですが、これに関して大臣のお考えを教えてください。
大臣:
アビガンについては禁忌がありまして、それに対してきちんと徹底して使用するということをやってきたわけでありますが、ただ残念ながら今仰った件数で適切な使用ではない事例が見つかったということであります。それに対して既に不適切な形の薬等は個々に対応して、回収すべきものは既に回収し終わっているということでありますが、薬の場合決まっている手続きがありますから、それに則った対応をしていただけるよう我々も注意喚起していきたいと思います。
記者:
1点目の関連ですが、見直す場合の今後のスケジュール感などあればお願いします。
大臣:
まだ具体的なスケジュールをもっているわけではありませんが、先ほど申し上げたアドバイザリーボードでご議論いただければと思います。

(了)