根本大臣会見概要

(H30.11.30(金)8:47 ~ 8:51 ぶら下がり)

【広報室】

会見の詳細

閣議等について

大臣:
有効求人倍率であります。平成3010月の有効求人倍率は1.62倍と、前月より0.02ポイント低下しました。また、正社員の有効求人倍率は1.13倍と、前月より0.01ポイント低下しました。現在の雇用情勢は、着実に改善が進む中、求人が求職を大幅に上回って推移していると判断しています。

質疑

記者:
風しん対策についてお伺いします。昨日の感染症部会で方針案がおおむね了承されたかと思いますが、今後の進め方、スケジュール感を含めてお伺いしたいのと、患者数が多い20代、30代の男性に対する対策をされる考えがあればお聞かせください。
大臣:
昨日、厚生科学審議会感染症部会を開催し、有識者に今後の風しんの全国的な対策について御議論いただきました。その中では、これまで1度も定期接種の機会がなかった3956歳の男性について、他の世代より抗体保有率が約80%程度と低い状況を踏まえ、まずはこの世代に重点的に対応する方向とされました。このため、まず、2020年7月までに、当該世代の抗体保有率を85%以上に引き上げることを目指し、さらに、それ以降もこの世代への介入を継続し、2021年度末までに、抗体保有率を90%以上の水準に引き上げることを目標として速やかに対策を取りまとめ、取組を進めていきたいと思います。なお、御指摘の20代については、先ほど申し上げた3956歳の男性への対策を取りまとめ、取組を進める中で、その状況を踏まえて必要に応じて検討すべき課題と考えております。
記者:
妊婦加算について妊娠と関係のない治療にも加算されているのではないかと指摘も出ているのですが対策の必要性についてお考えを教えてください。
大臣:
妊婦加算については、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するという加算の趣旨に反するような算定は適切ではないと考えています。例えば、妊婦であると判断せずに行った診療やコンタクトレンズの処方のみの診療などについては、不適切である旨を明確化する方向で検討してまいりたいと思います。こうした内容を含め、引き続き制度の周知に努め、適切な算定がなされるように取り組んでいきたいと思います。
記者:
秋篠宮様が記者会見で新天皇の即位後に行う大嘗祭について公費で賄うのはどうかと述べて宮内庁長官に申し出て伝えたが聞く耳を持たなかったと発言されましたが受け止めをお願いいたします。
大臣:
所管外のことですのでコメントは差し控えたいと思います。
記者:
政治家個人としてのコメントも。
大臣:
所管外のことなのでコメントは差し控えさせていただきます。
 
 

(了)