加藤大臣会見概要

H30.1.26(金)9:41 ~ 9:44 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。閣議での発言、また冒頭申し上げることは特にございません。

質疑

記者:
インフルエンザの流行が拡大しておりますが、厚生労働省としての受け止めと対応をお願いします。
大臣:
季節性インフルエンザについては、厚生労働省において、患者の発生状況について毎週とりまとめ、公表しております。先週来患者が非常に増加しておりまして、本日、1月15日~21日の1医療機関当たりの1週間の患者の報告件数は51.93件ということで、感染症法が施行された平成11年4月の調査開始以来最大の数字となることを公表したところです。引き続き、季節性インフルエンザについての状況をしっかり注視していきたいと思いますし、ぜひ、国民の皆様におかれては、外出後の手洗い、またいわゆる咳エチケット等のさまざまな予防策に努めていただくとともに、調子が悪い場合には速やかに医療機関を受診していただきたいと思います。
記者:
関連してインフルエンザについてお伺いします。最大のスピードでの患者数の増加ということですが、その要因としてワクチンの供給不足や遅れがあったと思いますが、それとの関係はいかがでしょうか。
大臣:
インフルエンザワクチンの供給が当初遅れたという事情がありましたけれども、その後、供給に努めていただきまして、現状では、ワクチン供給量が約2,643万本となっており、昨年の使用量の約2,642万本を上回る供給量が確保されております。現時点でワクチン供給量と感染拡大の関連について示す知見は承知しておりません。いずれにしても、インフルエンザワクチンの供給が当初一部の地域で滞っていたというのは事実でありますから、それを踏まえて株選定のプロセスの見直しや製造量の予測精度の向上など、総合的な対策をしっかり講じていきたいと思います。

(了)