加藤大臣会見概要

H29.11.24(金)8:33 ~ 8:35 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からは特にございません。

質疑

記者:
自民党の100年時代戦略本部の提言を受けて、今後、幼児教育・保育の無償化にどのように対応されるのか、お考えをお聞かせください。
大臣:
新しい経済政策パッケージに関する自民党の提言については、今、党内で大詰めの議論を迎えていると承知しています。政府としては、そうした与党の提言をいただいた上で、12月上旬の経済政策パッケージの取りまとめに向かっていきたいと思っております。その中で、私どもとしても、待機児童の解消、これは従前からも申し上げてきたことでありますから、そうした問題にしっかり取り組んでいくとともに、総理が仰った幼児教育の無償化についても、このパッケージを受けて対応していきたいと思っております。それ以外にも、介護従事者の処遇改善等も入っていると承知しておりますから、それを踏まえて対応していきたいと思います。
記者:
ヒルドイド等の保湿剤についてお伺いします。美容目的で処方されているケースもあるという健保連の試算があることから、中医協の方でも保険適用の見直しが議論されておりますけれども、一方で、がんの患者団体からは従来どおりの保険適用を求める声が上がっています。この問題について大臣はどのように対応されるべきとお考えでしょうか。
大臣:
ヒルドイド等の医療用保湿剤について、医療用を超えて美容目的で使用されている実態があるという指摘があり、関係学会等からも適正使用に係る注意喚起がなされていること、また、一度に多量に処方されているという実態もあるということから、今、中医協で適正使用について議論が行われている訳でありますが、中医協の議論では、疾病によっては多量の保湿剤が必要となるという患者さんも実際に存在しているわけでありますから、そのことに十分留意する必要があるとされています。一部保険適用から外すという議論がありますけれども、そういう議論をしているわけでは全くありません。いずれにしても、適正に薬剤給付が行われていくという方向で、中医協でしっかり御議論をいただきたいと思います。

(了)