塩崎大臣会見概要

H29.4.25(火)8:57 ~ 9:01 ぶらさがり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からは特にございません。

質疑

記者:
大手広告会社電通での長時間労働について、本日にも書類送検の方針という報道がされております。東京本社の高橋まつりさんの件を含め、全社的な捜査を厚生労働省の労働局は行ってきましたけれども、改めてこの一連の事件の重要性や悪質性など大臣はどうお考えでしょうか。
大臣:
これは働き方改革実現会議で長時間労働について議論し、行動計画でも何としても命を守るという観点で対処をしているわけでありますし、既に労政審で長時間労働については、法制化に向けて議論が始まっております。やはり、働き方の改革をするという原点に立ち返ってしっかりと対処して、早期の法改正を総理からも言われているわけでありますから、しっかりとやっていきたいと思います。いろいろ報道が今朝ありましたけれども、私どもとしては本件については、現在捜査中でございますので、この捜査の結果を踏まえて厳正に対処をしていくことが大事だと思っております。
記者:
受動喫煙対策について伺います。かねてから規制強化の必要性については、大臣からご発言いただいておりますけれども、4月も下旬になりまして、また議論の加速を求める声もあろうかと思います。今の進捗状況や大臣のお考えをお聞かせください。
大臣:
施政方針演説で、総理からオリンピック・パラリンピック開催に絡めて、受動喫煙対策の徹底ということを明確に表明をさせていただいております。同時にWHOという国際機関のトップである、マーガレット・チャン事務局長から正式な要請が来て、WHOの場合には建物内完全禁煙ということで、オリンピックの長い伝統を守ってくれという正式な要請を受けました。これについては、全国的にもあるいは霞ヶ関であっても永田町でも、かなり理解は深まってきているだろうと思います。ただ、法案という意味においては、まだまだ私や私どもの役所がもっと汗をかかなければならないと考えているわけでありまして、今国会での法案提出ということは何も変わりませんので、それに向けてさらなる努力を私どもとしても、役所としてもしなければならないといけませんし、また、党のほうにも丁寧に私たちから審議をお願いするように努力をするということが大事だと思っています。
記者:
沖縄の遺骨鑑定を民間人に広げるという報道がありましたが、こちらについてはどうお考えでしょうか。
大臣:
いろいろなことが議論されて、御要望もいただいております。これを受けてどのようにするかは、今後検討していきたいと思います。

(了)