塩崎大臣閣議後記者会見概要

H27.9.4(金)8:45 ~ 8:48 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からは特にございません。

質疑

記者:
2014年度の医療費が、およそ40兆円に上ったことが昨日発表されました。受け止めをよろしくお願いいたします。
大臣:
(平成)26年度の医療費は過去からずっと増加傾向でありましたけれども、初めて40兆円ということで、前年度から0.7兆円の増加、1.8パーセントのプラスということになりました。(平成)24年度以降、医療費の伸び率は2パーセント前後となっておりまして、少し低くはなっているということでありますが、いずれにしても医療費が増えるということは、その結果として国民負担にもなってくるということもありますから、やはり健康は確保され、増進をされるけれども、負担はやはり持続可能なものにしていくということが大事なので、私どもとしては予防や、あるいは健康づくり、そして医療供給体制の再構築を今やろうとしていますし、それから後発医薬品のこれまで以上の活用等、また、保険者の役割の強化とか様々なことで今申し上げた健康は増進するけれども、負担は持続可能なものになるようにということで、引き続き改革に工夫して力強く押し進めていかなければならないというふうに思います。
記者:
昨日の参議院の厚労委の理事懇で、(労働者)派遣法の法案の修正に関する与党側の考えが示されました。派遣期間の延長の際には、労働組合の意見をより反映するようにというようなことも含まれていましたけれども、この点も含めて大臣の法案の修正に関する考え方をお願いします。
大臣:
これは委員会の現場で行われていることでありますので、確たることは私もまだ聞いておりませんが、あるとすれば委員会で提起をされた議論の中でその方が良いと与党も考えれば、そういうこともあり得るということなんだろうと思うんですが、中身についてまだ十分聞いておりません。
記者:
今朝の一部報道で、子宮頸がんワクチンの被害で救済の拡大を一部するという報道があったのですけれども、こちらの事実の方は。
大臣:
これはいろいろと問題が、基金時代の接種と予防接種法に基づく接種の間で救済のあり方が異なるということがあるということは、よく私も認識しておるところでありますが、なおこの問題について過去の診断の結果などの全数調査をもう1回やり直すということで今やっていますので、そういうことを踏まえた上でこれからのことは考えていかなきゃいけないというふうに思います。

(了)