塩崎大臣閣議後記者会見概要

H27.4.7(火)8:08 ~ 8:11 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私の方からはありません。

質疑

記者:
高度プロフェッショナル制度についておうかがいします。昨日経団連の榊原会長が、最終的に実効性があるものとするために、年収要件の緩和と職種を広げる形にしなければならないと発言しましたが、これについての受け止めと、大臣は将来的に対象を拡大する必要があるとお考えか、お願いいたします。
大臣:
これにつきましては、労政審(労働政策審議会)での議論におきましても、幅広いいろいろな意見がございました。政府としてはですね、全ての働く方々の平均給与額の3倍を相当程度上回る年収要件の法定と、それから健康確保のための厳しい措置というものを中心とした制度設計の下で、新たな選択肢として設けるという働き方を提示しているわけでございまして、与党からもご了解をいただいた上で、今回法案を提出しているわけでありますので、この法案の成立に全力で取り組んでいくというのが私たちの考え方であります。
記者:
美容と理容の件なんですけれども、今、規制改革会議でも課題になっておりますが、美容師と理容師が同じ場所で営業できないことに不都合を感じていらっしゃる方が多いということなんですが、これに対しての大臣のお考えを教えてください。
大臣:
これは今、規制改革会議で問題提起がなされて、議論が進行中であります。厚労省としては、この規制改革会議でどういう議論がなされるのか、これまでは一緒になるといろいろ衛生上の問題があるとか、そういう御指摘があったり、いろんな考え方がありました。不都合という意見ももちろん聞いておりますし、したがって、これは規制改革会議での議論を深めていただくということがまず先決かなというふうに思います。
記者:
厳密に言うと、美容室で男性が髪を切ることは違法になるという解釈。
大臣:
そのようなことも聞いておりますので、いろいろ問題を出していただいて議論して答えを見つけていければいいんじゃないかというふうに思います。
記者:
今後の課題だということですか。
大臣:
規制改革会議で議論をまずしていただいているんだろうというふうに思っております。
記者:
ちなみに大臣はどちらで髪を切られていますか。
大臣:
いろいろです。
記者:
いろんなところで。美容室だったり、理容室だったり。
大臣:
いろいろです。

(了)