田村大臣閣議後記者会見概要

H25.12.3(火)8:09 ~ 8:12 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。本日は私からは御報告ございませんので、どうか御質問ございますれば。

質疑

記者:
原爆症の件ですけれども、昨日総理と何かお話しされたと伺っておりますが、何をお話しされたのでしょうか。
大臣:
原爆症の認定制度の在り方に関する検討会で御議論をいただいておりますので、その現在の進捗具合といいますか、いろいろと検討いただいている内容を、総理に御説明をさせていただきました。
記者:
何か反応というのは変ですけれども。
大臣:
総理は、しっかりとやってくださいということでございます。いずれにいたしましても、12月4日に検討会をやる予定でございますので、そこで取りまとめていただければというふうに思いますけれども、議論の結果次第だと思いますが、なるべく分かりやすい認定制度にしていただきたいなというふうに思います。
記者:
関連して質問しますけれども、4日に(検討会が)開かれますが、今のところ骨子案にしても両論併記であるという形になっていますけれども、そうすると予算的なものも含めて考えますと認定制度の在り方を判断するにしても、報告書を頂ければ今月中には判断していくことになるんでしょうか。
大臣:
そうですね、今月中に最終的に判断をしていかなければならないというふうに思っておりますので、それに向けてですね、この4日の検討会で取りまとめていただければというふうに思いますけれども、いずれにいたしましても検討会の結果次第でございますので、それを我々は待ってですね、その後医療分科会もありますから、そちらの方でも議論いただいてという話になるんだと思います。
記者:
難病対策もいろいろと大詰めを迎えておられるかと思いますが。
大臣:
難病の方も御議論を難病対策委員会で最終的にやっていただいて、取りまとめの方向性を示していただくということになろうと思います。御承知のとおりですね、今までたたき台、素案というような形でお示しをしてまいったんですけれども、やはり重度の方々に大変負担が厳しいと。素案の方ではちょっと下げたんですけれども、それでも厳しいというお声を頂いておりますので、私がソウルで申し上げたようにですね、自立支援医療を一つ参考にさせていただきながらですね、今見直し等々の議論をしていただきたいというふうに思っておりますので、よくALSの皆様方のお話が出るわけでありますけれども、ALSの方々、重度の方々がある程度ですね、安心して医療が受けられるような、そのような上限額の設定をしていかなければならないなというふうには思っております。

(了)