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第26回 匿名医療情報等の提供に関する専門委員会 議事録
保険局医療介護連携政策課保険データ企画室
日 時
2025年3月5日(水) 13:00~17:00
場 所
Web
出席者
【専門委員】
・小野寺 哲夫(日本歯科医師会 常務理事)
・口羽 文 (帝京大学 公衆衛生学研究科 教授)
・嵩 さやか (東北大学大学院法学研究科/特任教授)
・田中 純子 (広島大学 理事・副学長/特任教授)
・東宮 秀夫 (一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 参事)
・長島 公之 (日本医師会 常任理事)
・中野 壮陛 (公益財団法人医療機器センター 専務理事)
・中野 惠 (健康保険組合連合会 参与)
・原口 亨 (日本薬剤師会 副会長)
・宮島 香澄 (日本テレビ報道局 解説委員)
・村松 圭司 (産業医科大学 公衆衛生学 准教授)
・山本 隆一 (一般社団法人医療情報システム開発センター 理事長)
・小野寺 哲夫(日本歯科医師会 常務理事)
・口羽 文 (帝京大学 公衆衛生学研究科 教授)
・嵩 さやか (東北大学大学院法学研究科/特任教授)
・田中 純子 (広島大学 理事・副学長/特任教授)
・東宮 秀夫 (一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 参事)
・長島 公之 (日本医師会 常任理事)
・中野 壮陛 (公益財団法人医療機器センター 専務理事)
・中野 惠 (健康保険組合連合会 参与)
・原口 亨 (日本薬剤師会 副会長)
・宮島 香澄 (日本テレビ報道局 解説委員)
・村松 圭司 (産業医科大学 公衆衛生学 准教授)
・山本 隆一 (一般社団法人医療情報システム開発センター 理事長)
議 題
- 通年パネルデータセットの今後の作成方針について(案)
- 死亡情報のデータディクショナリーの公開について(報告)
- 二次利用ポータルに掲載するNDB基礎資料について(案)
- 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)の提供申出に係る会議審査のスケジュールについて
- 匿名診療等関連情報データベースの提供申出に係る審査のスケジュールについて
- 公表前審査について(非公開)
- 不適切利用について(非公開)
- 個別審査(非公開)
議 事
-
山本委員長 それでは、定刻になりましたので、ただいまより、第26回「匿名医療情報等の提供に関する専門委員会」を開催いたします。
委員の皆様方におかれましては、御多忙の折、御参加ありがとうございます。
最初にお諮りしたいのですけれども、本日の委員会から委員長を私から村松圭司委員にお願いしたいと思いますけれども、よろしゅうございますでしょうか。(首肯する委員あり) 山本委員長 それでは、村松先生、よろしくお願いいたします。 村松委員長 ありがとうございます。
山本先生、御挨拶なさいますか。山本委員長 では、一言、本当に長い間お世話になりました。本委員をやめるわけではないのですけれども、委員長という重責からやっと離れられて、少しほっとしているところでございます。
これは、非常に大事な会議でして、今の日本のデータオリエンテッドな健康医療政策とか、あるいはデータオリエンテッドな学問の1つの先鞭をつけたと思っておりますので、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました。村松委員長 山本先生、ありがとうございます。
そうしましたら、今回から委員長を務めます、村松でございます。
少しお時間をいただいて、私も御挨拶をさせていただきたいと思います。
この会議の前身のレセプト情報等の提供に関する有識者会議、2010年10月に開原成允先生が座長で立ち上がっています。
ただ、開原先生は、有識者会議発足後3か月あまりで御急逝されまして、副座長でいらっしゃった山本先生が2011年4月、第4回から座長に就任されていらっしゃいます。
有識者会議の第5回が初回のガイドラインの合意形成がなされた回ですので、実質的には制度開始から今日までの全ての申出を山本先生が座長、委員長で見届けて来られたということになります。
長年にわたる山本先生の御尽力に、改めて感謝と敬意を表したいと思います。
山本先生は、副座長の就任の御挨拶で、NDBのこの第三者提供について今後の医療の情報化のフルーツを刈り取っていくということに関して、非常に重要な仕事だとおっしゃっていらっしゃいました。
私自身の見立てとしましても、NDBという果樹は途中で成長が滞ることなく、順調に幹は育っていったように感じています。
介護保険総合データベースをはじめ、ほかのデータベースでもNDBの取組に倣って利活用が着実に進んでまいりました。
一方で、枝葉ばかりが大きく広がって、まだ収穫できる果実が幹の太さに比べると少し少ないようにも感じるというところでございます。
個人的な話になりますが、介護系総合データベースの第三者提供開始に際して、当時担当技官でしたので、山本先生に座長の就任をお願いした経緯がございました。
14年間の中で変化してきた法制度ですとか、社会情勢に合わせて、ときには急な政策変更で大変な思いもされたと承知しております。
その中で、柔軟かつ的確な舵取りを続けて来られた山本先生から、厚生労働省が保有する保健医療・介護のデータベースの長だとも言えるNDBのタスキを受け取ることは、当時は想像していませんでした。
大役ではありますが、委員の皆様方、そして、NDBを使われる方々から御指導を賜りながら、データベースの持続可能性を保ちつつ、収穫量をさらに増やす、すなわち利活用の裾野をより一層広げるということを目的として、最適なバランスを探っていきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、早速ですが、中身に入っていきたいと思います。
委員の出欠状況について、まず、事務局から御報告いただきたいと思います。小西室長補佐 医療介護連携政策課の小西です。
本日は、御参加いただき、誠にありがとうございます。
今回は、専門委員の皆様全てがウェブ参加となります。川又委員、鹿野委員、野口委員は御欠席となります。
以上です。村松委員長 ありがとうございます。
それでは、議事に入らせていただきます。
会議冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます。(冒頭カメラ撮り終了) 村松委員長 それでは、議題1「通年パネルデータセットの今後の作成方針について」の御説明をお願いいたします。小西室長補佐 資料1「通年パネルデータセットの今後の作成方針について(案)」を御覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、まず、背景についてです。
令和5年度規制改革実施計画を踏まえまして、HIC上で、原則7日で提供するデータとして、令和6年11月から通年パネルデータセットの提供を開始しておりました。これは、約100万人分にサンプリングしたレセプト等について、ID5で名寄せを行うことで、同一個人の1年間の追跡を可能とするとともに、属性情報等の付与を行うことで、基本的な疫学的分析を可能としたデータセットです。内容や構造等は、随時見直しを行うこととしておりました。
今回、来年度以降の作成方針についてお諮りをいたします。
同一個人の追跡可能期間を拡大するため、現行のデータセットと同様の手法で、追跡期間を1年間から3年間に延長したデータセットを作成してはいかがかと考えております。
一番下のイメージを御覧ください。
今年度作成しましたデータセットでは、令和4年度のレセプトに対して、ID5で同じ年度のレセプトや健診情報等をひもづけておりました。これを赤で示しましたように、令和4年から6年分まで延長することで、3年分を追跡するコホート研究ができるようなデータセットとすることを想定しております。
今後、さらなる利便性向上のため、サンプリング方法、データサイズ、必要な属性情報については、研究班等による評価を考慮して、更新を検討することとしてはいかがかと考えております。
御説明は以上です。村松委員長 ありがとうございました。
それでは、議題1について御議論をいただければと思います。
御発言がおありの先生方、挙手をしていただければと思います。
この件に関しましては、今まで1年分だったものを3年分に延長するという期間の更新というところですので、皆様、特段御意見なしということで承りたいと思います。ありがとうございます。
そうしましたら、議題1は、ここまでといたします。
続きまして、議題2「死亡情報のデータディクショナリーの公開について」、資料2の御説明をお願いいたします。鈴木室長補佐 それでは、資料2「死亡情報のデータディクショナリーの公開について」を御覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、まず、経緯についてです。
死亡情報については、前回の専門委員会におきまして、この3月から審議の対象とすることとしておりました。
それに際しまして、基礎的な情報をまとめたデータディクショナリーを公開する方針でおりました。先月末に公開いたしましたので、今回は、その概要を報告いたします。
下段の概要のところを御覧ください。
格納された死亡情報は約115万件でした。死亡年月日等の項目は100%格納されており、生後1年未満で病死した場合に記録される出生時体重等は約1,000件と、全体に比して少ない件数でしたので、前回御審議いただきましたとおり、審議の際には、機微な情報として取り扱っていただければと存じます。
また、ID2によって約101万件、死亡情報のうち88.4%がレセプトと結合可能でした。
次のページを御覧ください。
実際のデータディクショナリー、公開されているものにつきましても、エクセルファイルの形で参考資料としておつけしております。こちらは、その一部を抜粋したイメージになります。
上半分の形式一覧では、日本語の項目名のほか、データベース内の英語の項目名、型、桁、審査の注意点、項目の説明などを列記しております。
もう一つのシートでは、格納割合一覧をお示ししていますので、申出の際の参考になるものと考えております。
次のページを御覧ください。
昨年6月の専門委員会でもほぼ同様の資料を御提示しておりまして、そちらは令和3年の死亡情報について、テストデータとしてID2での連結を検証したものでした。こちらは、同様の検証を本番で格納したデータについても行ったものになっております。
事前調査と同様に、死亡情報の88.4%がレセプトとID2で連結しております。
また、3つ目のポツにありますように、死亡日の翌日以降にレセプトが発生していたのは0.6%でしたので、死亡情報上亡くなっているとされた後にレセプトが発生している、恐らく誤結合であろうと思われるケースは、ごく少数であると考えております。
事前調査と同様に、※1と小さい字で書いておりますように、都道府県情報なども活用して追加的連結を行いますと、連結割合が少し上がるという結果でございました。
この連結テストの結果もデータディクショナリーの補足として、公開予定でございます。
最後のページは、参考として死亡情報に係るこれまでの審議の内容をまとめてお示ししておりますので、必要に応じて御覧ください。
御説明は以上です。村松委員長 ありがとうございました。
それでは、議題2について御議論いただければと思います。
御意見のおありの先生がいらっしゃいましたら、御発言をいただければと思います。
特段御意見ないということで、よろしゅうございましょうか。
事務局、私からよろしいですか。鈴木室長補佐 お願いします。 村松委員長 都道府県を入れると精度が上がるということなのですが、データディクショナリーを見ると、提供の対象にはなっていないようにお見受けするのですが、その理解で合っていますか。 鈴木室長補佐 御質問ありがとうございます。
実は、そのとおりでございます。死亡情報の格納自体は、令和4年頃の医療保険部会等の審議で確定したと議事録等で拝見しております。
その際に、死亡したところに関しては、恐らく細かい住所を収載しない、提供しないという方針で、死亡したところについては種別のみ提供することとなっておりましたので、その際の議論にのっとりまして、現在、第三者提供においては、死亡したところの種別、この表の2行目のみを提供の対象にしております。
ですけれども、ほかのレセプトですとか特定健診の場合には、都道府県情報を提供することとしておりますので、もし、今回御意見をいただけましたら、改めて死亡情報内の第三者提供の対象について、御議論いただければと思っております。村松委員長 なるほど、ありがとうございます。今は提供していないけれども、ただ、レセプト側との平仄を合わせようと思ったら、都道府県の情報は、レセプト側で提供しているので、提供しても問題ないのではないかと考えることもできるということかと思います。
委員の皆様方、その点、都道府県に関しては、現状提供していないということなのですが、連結に関しても有用な情報ですし、提供してはどうかということについて、御意見をいただければと思います。
山本先生、お願いします。山本委員 ぜひ都道府県は提供する方向で検討していただければと思います。都道府県に出したからといって特定性が上がるわけではございませんし、少なくとも突合性が上昇するということは非常に大事ですので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。 村松委員長 御意見ありがとうございます。
長島先生、お願いいたします。長島委員 私も都道府県情報は、有用性が高まる一方で、個人識別のリスクが高まるわけでもないので、有用かと思います。
以上です。村松委員長 御意見ありがとうございます。
そうしましたら、この専門委員会の意見としては、レセプトでも、もう既に提供しているというところですので、都道府県については、今後、提供の方向で議論をしていってはどうかと考えます。
市町村の粒度ですとか、そういったものについては、レセプトでも審査の対象となっていると思いますので、ここで一概に排除するというよりは、死亡情報に関しても、今後、この委員会で審査していくことにしてはどうかと考えますが、先生方、御意見ありますでしょうか。よろしゅうございますか。(首肯する委員あり) 村松委員長 ありがとうございます。
そうしましたら、都道府県単位は、有用性が高いものの、個人の特定性が高まるわけではないので、基本的には提供する方針と、市町村については、全て最初から駄目というわけではなくて、今後、この委員会で審査する対象という方向で、事務局においては検討していただければと思います。ありがとうございます。鈴木室長補佐 ありがとうございます。 村松委員長 事務局、どうぞ。 鈴木室長補佐 御意見を踏まえまして、抽出テンプレートの見直し等を含めて、調整してまいりたいと思います。 村松委員長 ありがとうございます。
その他、この件に関して御発言のある委員の方はいらっしゃいますでしょうか。
よろしゅうございますかね。ありがとうございます。
そうしましたら、議題2についての議論はここまでといたします。
次に、議題3「二次利用ポータルに掲載するNDB基礎資料について(案)」の御説明をお願いいたします。小西室長補佐 資料3「二次利用ポータルに掲載するNDB基礎資料について(案)」を御覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、まず、経緯についてです。
令和5年度の規制改革実施計画や厚労科研班において、NDBに関する知見の集約や公表を含む研究者等への支援体制の構築が求められていました。また、昨年3月の委員会において、二次利用ポータル上にNDBデータの基礎情報を公表する方針となっておりました。
そこで、令和6年度厚労科研班の意見を踏まえまして、以下のようなNDB基礎資料を、まず作成いたしました。これらを公表するとともに、年次で更新する等、順次充実していくのはいかがかと考えております。4つに分類しておりまして、格納状況に関する資料、名寄せの制度に関する資料、過去の成果物に関する資料、その他の資料としております。
それらの具体をお示ししておりますので、次のページにお進みください。
格納状況に関する資料の1つ目といたしまして、NDBへの年度別、月別の格納件数を示すことを想定しております。まず、年度別の資料として、これまでもレセプト情報全体の格納件数を公表していましたが、点数表ごとの隔年件数を示します。季節変動等の参考にするため、ある年の月別の格納件数も示します。
次のページにお進みください。
各ID利用可能性の参考とするため、格納割合を示すことを想定しております。社保、国保別、点数表別に格納割合を示しておりまして、ID1、ID2、ID1Nは、100%格納されておりますが、カナ氏名を基にしたID4や、最も古い被保険者番号を基にしたID5では、一部で無効値や欠損値があることが分かります。
次のページにお進みください。
こちらは、オンライン資格確認等システムへの紹介により格納される情報についてです。患者居住地については、市町村コードより郵便番号のほうが、格納割合が高いことが分かる資料になっております。
次のページにお進みください。
名寄せの制度に関する資料の1つ目といたしまして、各IDが直近1年間のレセプトにどの程度出現していたかを示すことを想定しています。例えば、ID1の12月の一番上の数字は95.8%となっております。これは、2024年12月に医科レセプトに出現したID1のうち、95.8%は、過去1年間の医科レセプトにも出現したことを表しております。DPCレセプトについては、DPCレセプトが生じる医療機関が限定的であることから、同じIDが、過去1年間に生じる割合が相対的に低いものと考えられます。
次のページにお進みください。
入院外レセプトと名寄せ可能な調剤レセプトの割合を示すことを想定しております。これによって、薬の処方に対して病名をひもづけることが可能かどうかというのが分かる資料になっております。ID1を用いれば、97%以上の調剤レセプトが名寄せ可能である一方、公費単独に限りますと、ID生成ロジックの影響で約80%であることが分かる資料になっております。
次のページにお進みください。
過去の提供申出の成果物に関する資料です。これまで、成果物の提供申出者、手続担当者、演題名、公表先、発表者等を一覧にして毎年公表しておりましたが、新規研究計画の参考としやすいよう、本資料のような構成にし、リンクも明示的に示してはいかがかと考えております。また、一番右の列になりますけれども、手数料推計の目安になるよう、提供したデータ容量も付記することを想定しております。
最後のページにお進みください。
出現頻度の少ないコード等の一覧を示すことを想定しております。サンプリングデータセットは、速やかに提供が可能なよう、厚労省があらかじめランダムサンプリングと、まれなコードの削除をしたデータセットでございます。提供申出の際に、まれな除外コードのマスターを作成する参考となるよう、サンプリングデータセットで削除された傷病名コード等の一覧を、このように示してはいかがかと考えております。
御説明は以上です。村松委員長 ありがとうございました。
そうしましたら、この資料について、御意見がおありの方がいらっしゃいましたら、御発言をいただければと思います。
長島委員、お願いいたします。長島委員 1から4まで、いずれも研究者にとって、より効率を上げたり、有用にするということに、非常に有意義かと思います。
また、③の過去の提供申出の成果物、これは研究者だけではなくて、医療関係者、国民に対しても、NDBがいかに実際に役に立っているかということで知っていただくよい資料にもなるかと思いますので、いずれに関しても賛成いたします。
以上です。村松委員長 賛成の立場から御意見をいただきました。ありがとうございました。
そのほか、御発言のおありの委員は、いらっしゃいますでしょうか。
特段御発言ないということですので、この資料は、今、2020~2023年度が主に、成果物だとそのような期間ですし、それぞれ各年ごとにデータが生成されているかと思いますが、こちらの資料、今日お認めいただきましたら、時点の更新ですとか、類似の作成とか、そういったものに関しては、今後も事務局のほうで行っていって差し支えないという理解で、皆様、よろしゅうございましょうか。(首肯する委員あり) 村松委員長 ありがとうございます。
そうしましたら、類似資料については、事務局のほうで、年次等で御作成いただければと思います。
その他、よろしゅうございましょうか。
ありがとうございます。そうしましたら、この議題3については、ここまでといたします。
次に、議題4「匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)の提供申出に係る会議審査のスケジュールについて」、事務局から御説明いただきます。鈴木室長補佐 資料4を御覧ください。
おめくりいただきまして、こちらは例年3月の審査会でお示ししております、次年度の3か月に1回の会議審査に向けた書類の提出締め切りのスケジュールでございます。
この審議会でお諮りした後にホームページに更新いたしますので、こちらを御覧いただいて研究者の方に申請いただくスケジュールとなっております。
なお、2つ目のポツにありますように、月に1回の迅速提供の審査というのもお願いしておりまして、こちらは随時ホームページ等で委員の先生方にも御案内してまいります。
直近は3月10日、4月7日が締め切りとなっておりますので、また御連絡を差し上げます。よろしくお願いいたします。村松委員長 ありがとうございました。
そうしましたら、議題4について御意見のおありの方がいらっしゃいましたら御発言いただければと思います。
こちらは毎年出ている、研究者が一番見る資料かもしれません、スケジュールですので、特段よろしいかと思います。ありがとうございます。
そうしましたら、次に進みたいと思います。
議題の5番目です。「匿名診療等関連情報データベースの提供申出に係る審査のスケジュールについて」、御説明をいただきたいと思います。柳主査 柳でございます。よろしくお願いいたします。
こちらもNDB側と同様、例年どおりでございますが、今回改定の年になるというところで、年後半スケジュールが忙しくなってまいりますので、例年の対応として年2回の提供をさせていただいているところでございます。
ただ、一番下、5ポツ目に記載しておりますとおり、一部の申出等については、この限りではないということで、そちらは柔軟に対応させていただければと考えております。
事務局からは以上でございます。お戻しいたします。村松委員長 ありがとうございました。
DPCのほうに関しては、4月と7月が事前相談の締め切りということで、6月、9月のみの審査と、原則になるというところの御説明でした。
こちらについて、御意見おありの先生はいらっしゃいますでしょうか。
よろしゅうございますかね。ありがとうございます。例年の対応ということでよろしいかと思います。
そうしましたら、ここまでが公開の議事となるかと思います。
次の議題6「公表前審査について」、議題7「不適切利用について」、議題8「個別審査」に関しましては非公開となりますので、代理人及び随行者の皆様、傍聴者の皆様は御退室いただきますようお願いいたします。
事務局、退室が確認できましたら御案内いただければと思います。(代理人及び随行者、傍聴者 退室) 鈴木室長補佐 委員長、随行者等の退室について確認できましたので、よろしくお願いいたします。 (非公開) 村松委員長 ありがとうございます。
そうしましたら、今日の議事はここまでとなります。拙い運営でしたが、皆様、御協力いただいてありがとうございました。
それでは、次回の日程等につきまして、事務局から御連絡いただければと思います。小西室長補佐 本日も長時間にわたり御審査いただき、ありがとうございました。
途中、音声や画面等乱れる場面がありましたことをおわび申し上げます。
御指摘のあった部分については確認を取りまして、提供に向けた手続を進めさせていただきたいと思います。
次回の会議日程については、事務局より既に御連絡差し上げておりますが、6月11日の予定です。詳細につきましては、追って御連絡差し上げます。
また、今月の二次利用ポータルを利用した持ち回り審査については、3月10日月曜日から審査が開始となります。審査開始については、事務局からのポータルのメッセージ機能で御連絡いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日もどうもありがとうございました。村松委員長 ちなみに、3月10日からは、現時点では何か申請がおありでしょうか。 小西室長補佐 ありがとうございます。
今のところ、1件ある想定でございまして、今、調整をしております。村松委員長 ありがとうございます。
委員の皆様方、御協力いただければと思います。
それでは、以上をもちまして、第26回「匿名医療情報等の提供に関する専門委員会」を終了したいと思います。
本日は、どうもありがとうございました。