令和2年度の赤い羽根共同募金運動にあたって

10月から始まる赤い羽根共同募金運動では
コロナ禍における福祉活動を支援する助成に取り組みます。


令和2年度の赤い羽根共同募金運動にあたって


 赤い羽根共同募金運動は、昭和22年に「国民たすけあい共同募金運動」として始まり、今年で74回目を迎えます。戦後、民間社会福祉の復興から始まったこの運動は、地域福祉の推進のため、その時代に合わせた活動を展開してきました。

 令和2年初頭から全世界を覆う新型コロナウイルス感染下において、この運動の全国的な連絡調整を行う中央共同募金会(以下、共同募金会)は新たな役割を果たしています。

 3月4日より、ひとり親家庭やその他の困りごとを抱える家庭の子どもたちの孤独化・孤立化を解決する活動に対する、「臨時休校中の子どもと家族を支えよう緊急支援募金」を実施しました。

 また5月からは、コロナ禍における福祉活動を応援するため、「新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」を実施。共同募金会と全国の都道府県共同募金会が協働し、我が国が直面しているこの重大な課題に対して全国的な支援活動を展開しており、地域課題の解決のために一丸となって取り組んでいます。

 現在も、全国キャンペーンによる活動は継続しています。10月に開始する赤い羽根共同募金運動のなかでも継続して助成に取り組むこととしており、緊急性ある課題に対して共同募金が支援できる幅が広がってきていることを示しています。

 共同募金会では、今年度も多様な方々の参加と協働により、全国的に赤い羽根共同募金運動を推進し、新たなたすけあいの地域社会づくりに寄与していきます。皆さまの一層のご理解・ご協力をお願いします。


 詳しい情報はこちら:赤い羽根


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広報誌『厚生労働』2020年10月号
発行・発売:(株)日本医療企画

 

出  典 : 広報誌『厚生労働』2020年10月号 
発行・発売: (株)日本医療企画(外部サイト)
編集協力 : 厚生労働省