こどもの日(5月5日)から1週間は「児童福祉週間」です!

 毎年5月上旬の児童福祉週間で、子どもの健やかな成長を願って、国や自治体などでさまざまな行事を行います。


 厚生労働省では、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。この期間中、国、自治体、関係団体、企業などが連携・協力し、子どもの健やかな成長、子どもや家庭を取り巻く環境について国民全体で考えることを目的に、さまざまな行事・取り組みを行います。


〇児童福祉週間の標語が決定

 2020年度は、全国公募による2,829点の応募のなかから、和歌山県の北澤佳奈(きたざわ かな)さん(13歳)の標語が最優秀作品に決定しました。

 「やさしさに つつまれそだつ やさしいこころ」


〇主な行事・取り組み

1.こいのぼり掲揚式
 1958年から児童福祉週間の普及啓発を目的に、毎年、保育園児と来賓によるこいのぼりの掲揚や標語最優秀作品受賞者の表彰を行っています。

<主催>
厚生労働省、(社福)全国社会福祉協議会、(公財)児童育成協会


2.児童福祉文化賞表彰式・発表会
 児童福祉週間を記念し、児童福祉文化の振興を図るため、優れた児童文化財に対して厚生労働大臣表彰を行っています。
 表彰式では、出版物、舞台芸術、映像・メディア等の各部門において児童福祉文化賞の表彰を行うとともに、特別部門として障害福祉や母子保健などを含め、広く児童健全育成の推進に寄与した児童福祉文化財または児童文化活動を表彰します。
 また、発表会では、児童福祉文化賞を受賞した舞台芸術作品(または推薦作品)の公演を行っています。

<主催>
(一財)児童健全育成推進財団
(公財)児童育成協会

※今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、1の式典と2の発表会は取りやめました。


3.自治体などの取り組み
 全国の自治体などでも、こいのぼりの掲揚をはじめ、遊びや伝統行事の体験、子育ての楽しさを伝えるイベントなど、地域の特色を活かしたさまざまな取り組みが行われます。

※新型コロナウイルスの影響のため、今年度の取り組み状況に関しては各自治体にお問い合わせください。


詳しい情報はこちら:児童福祉週間

出  典 : 広報誌『厚生労働』2020年5月号 
発行・発売: (株)日本医療企画(外部サイト)
編集協力 : 厚生労働省