世界が変わる 技術で変わる

15歳以上の障害者が技能を競い合う「全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」。昨年の愛知大会で金賞を受賞した出場者にインタビューしました。

持ち前の明るい笑顔で
職場で培った接客の技術を発揮



細尾希良々さん
喫茶サービス
ほそお・きらら●2000年、岡山生まれ。岡山瀬戸高等支援学校卒業後、2019年スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社に入社。


3回目のチャレンジで念願の金賞を獲得

 スターバックス コーヒー イオンモール岡山店でアルバイト社員として働く細尾希良々さんは、地元の高校を卒業後、2019年4月に入社しました。

 学生時代に地域交流の一環として、校内でカフェの運営に携わったのがきっかけで接客業務に興味を持ち、教師からの勧めで高校2年生のときにアビリンピックの喫茶サービスの種目に初出場しました。この種目は、会場に模擬的に設置された喫茶店でほかの従業員と協力・連携しながら、来店者に満足してもらえるよう正確かつスムーズなサービスを提供する技術を競います。

 2回目の出場となる高校3年生のときは惜しくも銅賞だったことから、細尾さんは「絶対にリベンジする!」と強い思いを抱いて、昨年再びチャレンジ。競技で使用する飲食メニューは毎年異なり、その内容は大会当日に発表されるというから難題です。毎日鏡の前で口角を上げることを意識しながら、持ち前の“笑顔”と“良く通る声”を活かし、3回目の出場で念願の金賞を手にしました。

 「この職場も、支えてくれる先輩方も大好きです。いつか正社員になって、業務の幅を広げたいです」と、瞳を輝かせながら細尾さんは次の目標を語ります。





開店前にホイップクリームがきちんと出るかを確認

アビリンピック