イベント・健康

「スマート・ライフ・プロジェクト2019」第一弾
世界禁煙デー記念イベントを開催

 厚生労働省は、「スマート・ライフ・プロジェクト2019」の第一弾として、5月31日の世界禁煙デーに合わせて、「世界禁煙デー記念イベント」を丸ビルホール(東京都千代田区)で開催しました。

 「スマート・ライフ・プロジェクト」とは、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、国民が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動です。食事、運動、健診、禁煙の4つの柱でさらなる健康寿命の延伸を推進しています。

 イベントの冒頭では、「スマート・ライフ・プロジェクト2019」オフィシャルキャラクターに就任した野村萬斎さんの音声メッセージが紹介されました。

 その後、根本匠厚生労働大臣が主催者として挨拶。「厚生労働省では、世界禁煙デーに加え、5月31日から始まる1週間を禁煙週間と定め、たばこと健康の問題について普及・啓発活動を行っています。本年の禁煙週間のテーマは、昨年に引き続き『2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~』です。望まない受動喫煙のない社会をめざす活動に一人でも多くの方に携わっていただきたいとの思いで、このイベントを開催いたしました」と話しました。

 次いで、禁煙に関する最新の調査結果を厚生労働省健康局健康課課長の武井貞治さんが報告。その後、ロート製薬株式会社代表取締役会長兼社長の山田邦雄さんと、株式会社すかいらーくホールディングス代表取締役会長兼社長の谷真さんが、禁煙の取り組みを発表しました。

 後半では、お笑いコンビのバイきんぐの小峠英二さんが禁煙祈願パフォーマンス人型禁煙マークに挑戦。赤い全身タイツを着用して禁煙マークの斜線部分となり、マークを完成させました。

 イベント終了後の取材で小峠さんは、禁煙や受動喫煙防止について、「たばこを吸うことに利点はないのではないか。(喫煙者である相方に)いかにマイナス面が多いかを全面に押し出して、(禁煙を)勧めていこうと思います」と語りました。
 

なくそう! 望まない受動喫煙
 

スマート・ライフ・プロジェクト
 



左から、株式会社すかいらーくホールディングスの谷真代表取締役会長兼社長、バイきんぐの小峠英二さん、根本匠厚生労働大臣、ロート製薬株式会社の山田邦雄代表取締役会長兼社長



互いの取り組みを聞き、参考になった点や今後の展望について話す山田さんと谷さん



イベントの最後には、吉永和生大臣官房審議官(左)、小峠さん(中央)、受動喫煙対策推進マスコット・けむいモン(右)のフォトセッションが行われた


 

 

出  典 : 広報誌『厚生労働』2019年7月号 
発行・発売: (株)日本医療企画(外部サイト)
編集協力 : 厚生労働省