イベント

◎HIV検査普及週間

日時:6月1日(土)~7日(金)
場所:各都道府県など
内容:
 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、免疫力を低下させるウイルスです。HIV感染後、免疫力が落ちて発症する病気のうち、代表的な病気を発症するとエイズ(後天性免疫不全症候群)と診断されます。HIVに感染しても早期発見により早期に治療を開始することができれば、感染前と変わらない日常生活を送ることができるようになります。しかし、HIV感染診断の際にすでにエイズを発症している人の割合は約3割に上り、早期発見が課題となっています。そこでHIV検査普及週間に、厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団は、全国的にキャンペーン活動を実施し、期間内に検査を受けられる日程や会場についてプレス発表などを通じて紹介します。各都道府県などでは平日夜間や土日などの検査を受けやすい時間帯・日時に時間外検査の機会を設けたり、イベントなどと連動して検査を実施します。

問い合わせ先:
厚生労働省健康局結核感染症課エイズ対策推進室
TEL:03-5253-1111
公益財団法人エイズ予防財団
TEL:03-5259-1811

HIV検査普及週間 

 

第41回ハンセン病医学夏期大学講座

日時:8月5日(月)~9日(金)
場所:
〒189-8550 東京都東村山市青葉町4-1-1
国立療養所多磨全生園

〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
国立ハンセン病資料館

〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-2-1
国立感染症研究所ハンセン病研究センター

内容:
 らい菌による慢性感染症であるハンセン病は、早期発見・早期治療により後遺症を残さずに治癒します。1996年にらい予防法が廃止されたことで、ハンセン病の診療は一般の医療機関でも行われています。そのため、ハンセン病の正しい知識にもとづき最新の基礎医学の知見を応用した診断・治療・予防などの臨床医学の充実が求められています。そこで、正しい知識の普及・啓発を目的に、医療関係者や医療系学生を対象とした「第41回ハンセン病医学夏期大学講座」を開催します。「総合コース」「看護・福祉コース」「国際医療コース」の3コースがあり、受講料は無料。申込期限は6月21日(金)です。

問い合わせ先:
国立感染症研究所ハンセン病研究センター 庶務課
TEL:042-391-8211

第41回ハンセン病医学夏期大学講座






 

出  典 : 広報誌『厚生労働』2019年6月号 
発行・発売: (株)日本医療企画(外部サイト)
編集協力 : 厚生労働省