世界が変わる 技術で変わる

日本を支えるものづくり。国は今、2023年技能五輪国際大会の愛知県招致をめざしています。技術の魅力や面白さを若手技能者にインタビューしました。

快適な暮らしを配管で支えます!

鈴木廉也さん
配管
すずき・れんや●1996年、茨城県生まれ。2017年、株式会社関電工に入社。2018年の技能五輪全国大会で配管職種(55人出場)金賞受賞。現在、営業統轄本部空調管工部

図面に忠実に1mmのズレなく仕上げる能力が必要
若手が技能を競う技能五輪全国大会。昨年、配管職種で金賞を受賞した株式会社関電工の鈴木廉也さんは、この春、現場で難易度の高い仕事を任されていました。
配管は、上下水道や空調の給排水に欠かせないパイプを設置する仕事です。建物に合わせてパイプをカットし、必要に応じて曲げ、ほかのパイプや洗面ボウルなどにつなげていきます。うまくつなげなければ、水漏れなどのトラブルが起きてしまいます。
鈴木さんが担っているのは、パイプをわずかに傾かせて設置する仕事です。トイレで水を流す際、ある程度の傾きが必要ですが、傾きが急すぎるとかえってトイレットペーパーが流れなくなります。決められたとおりの傾きになるように、少しずつ角度を確認しながら取り付けていかなければなりません。いかに図面どおりに仕上げるかが勝負です。
「1mmのズレさえも、仕上がりに大きな影響があります。配管の仕事は、一つひとつは地味な作業ですが、達成感があります」と話す鈴木さん。快適な暮らしは、図面を正確に形にする配管の技能によって支えられているのです。

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