本日開催された指定薬物部会の結果

　本日開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会指定薬物部会は、５物質を指定薬物（※）とすることについて審議し、いずれも指定薬物とすることを適当としましたので情報提供いたします。なお、５物質のうち、１物質は海外での流通が確認されているものの国内での流通は確認されていない物質です。
　今後、厚生労働省は、この５物質を指定薬物とする省令改正の手続きを進めることとしています。

※中枢神経系への作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物。薬事法第２条第１４項に規定。
　
（参考）
（１）今回審議された物質に関する今後の予定
　　　６月中旬まで　パブリックコメントの実施
　　　７月上旬以降　５物質を指定薬物とする省令の公布（公布後３０日後に施行）

（２）次回の部会開催時期は未定

（３）新たな包括指定の検討
　　　指定薬物に該当する新たな物質群に関する検討に着手。