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平成22年3月5日 社会・援護局業務課調査資料室 補佐 遠藤(3419) 班長 松井(3459) (直) 03-3595-2466 (ファックス) 03-3595-2485 |
報道関係者各位
旧ソ連邦日本人抑留者に関する資料について
ロシア連邦国立軍事古文書館から入手した旧ソ連邦日本人抑留者に係るカード(いわゆる「登録カード」(以下「カード」という。))の写しについて、平成22年2月28日現在のデータベース化及び照合調査の状況をお知らせします。
1 カードの受取状況 約34万枚
内訳 平成21年12月:約6万6千枚
22年1月:約15万1千枚
22年2月:約12万3千枚
2 データベース化数 129,610枚
3 カードにより新たに特定された死亡者 119名
(参考)入手後の対応
順次入手しているカードを翻訳、データベース化し、日本側資料にあって、ロシア側から資料未提供等のため死亡者の特定に至っていない約2万1千人分の名簿と、入手したカードとで照合調査を行います。具体的には、入手したカードの中で、約2万1千人分の名簿にある可能性が高いものを抽出し、そのカードと日本側資料等を突合して死亡者を特定します。
特定された死亡者については、本籍都道府県を通じてご遺族の所在調査を行い、所在確認ができたご遺族にカードの記載内容をお知らせすることとしています。
(注)約70万枚とされているカードの写しは、平成21年12月から平成22年5月にかけて、毎月、入手することとしています。現在、約34万枚を入手したところです。