照会先

大臣官房国際課
国際保健管理官 井筒 (内線8103)
課長補佐    河内
(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3595)2404

報道関係者 各位

 WHO(世界保健機関)執行理事に鈴木康裕氏が就任しました

 この度、厚生労働省国際参与(元厚生労働省医務技監、現国際医療福祉大学学長)の鈴木康裕氏が、WHO執行理事に就任しましたので、お知らせいたします。

 WHOでは、最高意思決定機関として年1回、世界保健総会が開催され、この総会を円滑に運営するための各種調整などを行うために、執行理事会が設置されています。執行理事会は、WHOの加盟国のうちの34か国から選出された執行理事がメンバーであり、執行理事の任期は3年間です。

 この度、2025年5月に開催された第78回世界保健総会において日本は執行理事選出国となったため、国際保健に豊富な経験と学識を持つ、国際医療福祉大学学長・厚生労働省国際参与の鈴木康裕氏を執行理事に指名しました。鈴木氏は2025年5月28日からの第157回執行理事会に参加し、執行理事としての活動を開始しました。

(参考)鈴木康裕氏の略歴
慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。米国ハーバード大学大学院公衆衛生研究科で2つの修士号(Master of Public Health, Master of Science)を取得。WHO事務局長補、厚生労働省医務技監を歴任。2021年1月より国際医療福祉大学大学院教授を務め、同年3月に副学長、2022年4月より現職。併せて、厚生労働省国際参与等を務める。2025年5月、WHO執行理事に就任。