照会先
職業能力開発局総務課基盤整備室
室 長 山口 正行 (内線5960)
職業能力開発指導官 岡林 由季
(内線5602)
(代表電話)03(5253)1111
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報道関係者各位
「平成28年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を本日閣議決定
~ものづくり産業における人材確保・育成に関する課題と企業の取組などを紹介~
政府は本日、「平成28年度ものづくり基盤技術の振興施策」(「ものづくり白書」)を閣議決定し、国会に報告しました。
「ものづくり白書」は、「ものづくり基盤技術振興基本法」第8条に基づき国会に毎年報告する年次報告書で、政府がものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策を取りまとめたものです。この白書は、経済産業省、厚生労働省、文部科学省が連携して作成しており、平成13(2001)年の白書から、今回で17回目となります。
2部構成の「ものづくり白書」の第1部は、「第1章 我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」、「第2章 ものづくり産業における人材の確保と育成に関する課題と対応 」、「第3章 ものづくりの基盤を支える教育・研究機関 」の3章立てとなっています。厚生労働省が担当の第2章では、ものづくり産業における人材の確保と育成に関する現状・課題を分析し、実際にものづくり企業の現場で行われている人材の定着・育成の取組などについて記述しています。
なお、第2部では、「平成28年度においてものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策」について紹介しています。
【第1部「第2章 ものづくり産業における人材の確保と育成に関する課題と対応」のポイント】
(1)ものづくり産業における中小企業の現状 ・中小製造業の人材不足感が進んでおり、今後、我が国の生産年齢人口の大幅な減少が見込まれる中で、人材確保に
(2)ものづくり産業における中小企業を取り巻く社会・経済環境 ・ものづくり産業をめぐる社会・経済環境の変化に対する認識として、大企業、中小企業ともに「製品の品質をめぐる競争 ・「製品の品質をめぐる競争の激化」、「技術革新のスピードが加速」を感じている中小企業は、人材を採用したと回答し ・人材確保などの課題をみると、中小企業は、大企業と比べて、「若年ものづくり人材の確保が困難」と回答した割合が ・人材の定着を促すための取組をみると、中小企業は、大企業と比べて、「能力開発・教育訓練の実施」と回答した割合 ・今後、ものづくり産業の成長に求められる人材像をみると、中小企業は、大企業と比べて、「熟練技能者」を求める優先
(3)ものづくり産業における中小企業の人材の定着・育成などのために行われている取組 ・課題への対応として、ものづくり中小企業が実際に行っている人材育成などの取組事例を紹介。【P186】 |
「平成28年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)は、厚生労働省ホームページの 統計情報・白書のページ からダウンロードできるほか、全国の政府刊行物サー ビス・センターなどで購入できます。