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平成29年3月31日 【照会先】 労働基準局安全衛生部安全課 課長 野澤 英児 主任中央産業安全専門官 高橋 洋 課長補佐 和田 訓 (内線 5481,5482) (代表電話) 03(5253)1111 |
報道関係者各位
平成29年度「全国安全週間」を7月に実施
~今年度のスローガンが決定。事業場と本社による全社的な安全管理などを呼びかけ~
〈平成29年度「全国安全週間」スローガン〉
組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動
未来へつなげよう安全文化
今年で90回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。
事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力によって、労働災害は長期的に減少し、平成28年の労働災害については、「死亡災害」は2年連続で1,000人を下回る見込みです。
しかしながら、休業4日以上の「死傷災害」は前年より増加する見込みで、「死亡災害」についても平成28年11月から平成29年2月まで4か月連続で前年同月を上回っている状況です。これらの要因としては、基本的な安全管理の取組が労働者に徹底されていないことや、小売業・社会福祉施設・飲食店などをはじめとする第三次産業では、多店舗展開企業などの傘下にある店舗などに安全担当者がおらず、安全活動が低調となっていることなどが考えられます。
このような状況を踏まえて今年度のスローガンでは、事業場と本社による全社的な安全管理を進め、労働者一人一人の安全意識の高揚を図り、安全な職場環境を継続的に形成するよう呼びかけています。
厚生労働省では、7月1日(土)から7日(金)までを「全国安全週間」、6月1日(木)から30日(金)までを準備期間として、各職場で巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を行っていきます。
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