平成28年12月27日
照会先
社会・援護局援護・業務課
課長 福田 勲(内線3422)
課長補佐 関口 みどり(内線3428)
(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3595)2457

報道関係者 各位

戦没者等の妻に対する特別給付金請求書類の誤送付について

 厚生労働省は、戦没者等の妻に対する特別給付金請求書類の誤送付について、下記のとおりその事実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。

 今回の件につきまして、関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 
                       記
 
1.事案の概要
  ○ 戦没者等の妻に対する特別給付金については、請求者の負担軽減を図るため、予め厚生労働
    省において把握している情報(対象者の氏名、住所等)を印字した請求書類を対象者に送付
    しています。
  ○ 平成28年12月16日に、封入・発送業務の請負業者から対象者に請求書類を送付しました。
  ○ 平成28年12月22日に、請求者(A氏)の居住地県庁を通じ、同姓の別人(B氏)の情報が
    印字された請求書類を市役所に持参したとの連絡が厚生労働省に寄せられ、判明しました。
  ○ 同日、厚生労働省職員がB氏に電話確認したところ、A氏の情報が印字された請求書類を受
    け取ったことを確認し、同一県内の同姓の別人(A氏とB氏)の請求書類が取り違えて誤送
    付されていたことが判明しました。
 
2.関係者への対応
  ○ 平成28年12月22日に、厚生労働省職員が、誤送付の相手方のA氏とB氏に対して事情説明
    及び謝罪を行い、了承を得ました。
  ○ 平成28年12月26日に、誤送付の相手方のA氏とB氏に対して、本来送付すべき請求書類を
    厚生労働省から簡易書留により郵送しました。誤送付した請求書類は厚生労働省宛てに返送
    いただくことで、了承を得ました。
 
3.発生原因
  封入・発送業務の請負業者において、封入時の確認作業が不十分であったため。
 
4.再発防止策
  請負業者に対して、複数人で封筒の宛先と封入物の氏名等の確認を行うことを仕様書に明記した
  上で業務説明を行い、誤送付が生じないための確認作業を徹底させてまいります。