照会先

医薬・生活衛生局安全対策課
安全使用推進室
室長 上野 清美 (内線2755)
課長補佐 猪熊 泰子 (内線2748)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)2435

小児医療情報収集システムが稼働開始しました

厚生労働省では、小児に用いられる医薬品の安全性情報を広く収集するために、国立研究開発法人国立成育医療研究センターに小児医療情報収集システムを構築しています。
   この度、本システムの稼働を開始したので、お知らせいたします。

1. 背景
       小児用医薬品は、成人に比べて使用患者数が少ないため、情報収集が難しい状況です。
       このため、小児に医薬品が投与された際の情報を収集し、一元管理できるデータベースを構築してきました。
2. 現状
          このデータベースを用いて小児医療施設等からの、 「問診」「病名」「処方・注射」「検査」に関する
       データの収集 を昨年秋に開始し、平成28年2月末日までに小児医療施設等4施設、クリニック33施設の
       約14万人分のデータが蓄積されました。
          この蓄積データを成育医療研究センターが解析することにより、薬剤投与の有無や、他剤と比較した上
       での副作用発現頻度の比較が可能となります。
3. 今後の予定
          本システムへの情報収集を充実させるとともに、システムの情報収集体制の充実を一層向上させ、小児
       用医薬品の安全対策を向上 させていく予定です。
 
     「小児と薬」 情報収集ネットワーク整備事業小児医療情報収集システム(PPT:235KB)