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平成28年3月24日 【照会先】 労働基準局安全衛生部 化学物質対策課化学物質評価室 室長 角田 伸二 (5508) 室長補佐 平川 秀樹 (5511) 化学物質情報管理官 北村 牧子 (5511) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3502)6756 |
報道関係者各位
「化学物質のリスク評価検討会報告書(平成27年度 第2回)」を公表します
~アクリル酸メチルなどについて、今後詳細なリスク評価を実施~
厚生労働省の「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋 俊士 早稲田大学理工学術院教授)では、毎年、化学物質による労働者の健康障害のリスク評価を行っており、このほど平成27年度 第2回の報告書をまとめましたので、公表します。
今回は、神経毒性などの有害性があるとされている3物質についてリスクの評価を行い、以下のような結果を得ました。
リスク評価の結果を受け、「アクリル酸メチル」と「アセトニトリル」については、今後、詳細なリスク評価を実施します。また、こうした検討などに先立ち、リスクが高い状況が見られた事業場に対し、適切なばく露防止措置を講じるよう指導します。
今回、評価対象となった物質一覧と評価結果の詳細は、別添の報告書概要をご覧ください。
【リスク評価結果】
■ 「アクリル酸メチル」、「アセトニトリル」
これら2物質については、初期リスク評価※1の結果、一部の事業場で、リスクが高い状況が見られたことから、詳細なリスク評価が必要である。
■ 「イプシロン-カプロラクタム」
リスクが高い状況は見られず、労働者の健康障害のリスクは低いと考えられるが、有害性の高い物質であることから、関係事業者による自主的なリスク管理を進めることが適当である。
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