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平成26年5月23日 【照会先】 大臣官房国際課 統括調整官 林 雅彦 課長補佐 朝比奈 祥子 主査 寺村 健作 (電話) 5253-1111(内)7309・7310 (夜間直通) 3595-2402 |
報道関係者各位 |
第103回ILO総会の開催
今般、国際労働機関(ILO)の第103回総会が、スイス国ジュネーブで開催されることとなりました。
ILO総会は、毎年1回(通常6月)行われ、ILO加盟国185カ国の政府、労働者、使用者からなる代表団が一同に会する最高意思決定機関であり、ILO条約などの国際労働基準の策定を含め、労働問題に係る議論を行います。
会期、主な議題及び本日5月23日付で閣議決定された我が国代表団の氏名は下記のとおりです。
ILO総会は、毎年1回(通常6月)行われ、ILO加盟国185カ国の政府、労働者、使用者からなる代表団が一同に会する最高意思決定機関であり、ILO条約などの国際労働基準の策定を含め、労働問題に係る議論を行います。
会期、主な議題及び本日5月23日付で閣議決定された我が国代表団の氏名は下記のとおりです。
1 会期:
平成26年5月28日(水)~6月12日(木)
2 主な議題:
(1)理事会議長及び事務局長の報告
各国政労使のハイレベル出席者による演説が行われる。
(2)ILOの財政
2013年12月末締め予算年度の財政報告について検討、採択等を行う。
(3)条約・勧告の適用状況
各国における条約・勧告の適用状況等に関する議論が行われる。
(4)1930年強制労働条約(第29号)の補完
強制労働撲滅の効果的な達成を目的とした強制労働の防止、被害者保護及び補償に関する取組を促進するための第29号条約を補完する文書の策定について議論を行う。
(5)インフォーマル経済からフォーマル経済への移行促進
インフォーマル経済で働く労働者が途上国を中心に世界中で拡大していることを踏まえ、インフォーマル経済からフォーマル経済への移行促進に関する勧告の策定について議論を行う。
(6)「2008年の公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」のフォローアップにおける雇用の戦略的目標に関する周期的議論
現在の雇用問題と世界的な経済危機への対応について、各国・地域の実情等を踏まえ、今後、各国の政労使及びILOがなすべきことを検討する。
(7)2006年の海事労働条約改正
海事労働条約の改正案について検討する。