法人情報の漏えいについて

１　事案の概要

(1) 社会保険審査会の審査に際して、審査請求人に対し、無関係な事業所（※）の法人情報（事業所名、事業所番号等の社会保険のデータ）を含んだ審査資料を誤って送付したもの。

 (2) 　審査資料の発送から２週間後の３月２６日、審査請求人と無関係な事業所のデータがマスキングされていないことを担当者が把握し、審査請求人に返送を依頼、３月２９日付け配達証明郵便にて、３１日に回収（なお、担当者から上司への報告は４月１５日）。

※　審査請求人に誤って送付した事業所の法人情報は計２３件

２　発生原因

　　　通常、法人情報が掲載されている資料については、該当部分をマスキングして送付しているところ、これを行わずに送付したもの。

３　関係者への説明

　　　法人情報が漏れた事業所に対し、電話による謝罪を行うとともに、謝罪文を作成し、送付する。

４　再発防止策

　　　今後、社会保険審査調整室において発送する文書については、必ず２人以上の職員が確認することを徹底し、職員に対する法人情報の適切な管理・取扱いについて徹底を図ることとする。

事実関係について確認の上、当省職員に法令違反があれば、厳正に対処すること としている。