ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2013年11月> 木材伐出機械などによる労働災害を防止するための措置を義務付けます



平成25年11月26日

【照会先】

労働基準局安全衛生部

安全課長 奈良 篤

建設安全対策室長 野澤 英児

建設安全対策室技術審査官 川越 俊治 (5486)

(代表電話) 03(5253)1111

(直通電話) 03(3595)3225

木材伐出機械などによる労働災害を防止するための措置を義務付けます

~改正省令を一部を除き平成26年6月1日に施行~

 厚生労働省は、25日、 「労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱」を 労働政策審議会(会長 樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授)に諮問しました(別添1)。

 これについて、本日、同審議会安全衛生分科会(分科会長 土橋 律 東京大学大学院工学系研究科教授)で審議された結果、同審議会から厚生労働大臣に対して、妥当との答申が行われました(別添2)。


 厚生労働省では、この答申を踏まえて、今月中の公布、平成26年6月1日施行の予定で、省令の改正作業を進めます(一部については平成2612月1日施行予定)。


【省令案のポイント】

 林業では、近年導入が進んできている車両系木材伐出機械(伐木等機械、走行集材機械、架線集材機械)による死亡災害を含む労働災害が発生してきていることから、そうした労働災害を防止するため、次の措置を義務付けることについて、労働安全衛生規則の改正を行うこととしたものです。(詳細は別添3)
  1 車両系木材伐出機械に関する措置
    ヘッドガードなどの設置、作業計画の作成、危険箇所への立入禁止 など
  2 機械集材装置や運材索道に関する措置
    現行の労働安全衛生規則での措置のほか、新たに作業計画の作成 など
  3 簡易架線集材装置に関する措置
    作業計画の作成、空中での運搬の禁止 など
  4 特別教育の実施
    1, 伐木等機械、2,走行集材機械、3,簡易架線集材装置・架線集材機械の運転の業務に従事する 労働者に対する安全のための特別の教育の実施

PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、左記のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2013年11月> 木材伐出機械などによる労働災害を防止するための措置を義務付けます

ページの先頭へ戻る