第12回補装具評価検討会

日時

平成22年2月9日(火)10:00~12:15

場所

国立障害者リハビリテーションセンター研究所 補装具製作棟

出席者

※敬称略
○伊藤 利之 (横浜市総合リハビリテーションセンター顧問)
諏訪 基 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所所長)
三上 真弘 (学校法人帝京科学大学医療科学部教授)
森本 正治 (大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科教授)
※○印は座長

議題

義肢、装具及び座位保持装置の完成用部品の指定等について

議事

  • 義肢用部品については、申請件数が95件あり、審査の結果、工学的試験及び臨床的試験に合格であったものが60件、不合格であったものが35件である。
  • 装具用部品については、申請件数が15件あり、審査の結果、工学的試験及び臨床的試験に合格であったものが12件、不合格であったものが3件である。
  • 座位保持装置用部品については、申請件数が32件あり、審査の結果、工学的試験及び臨床的試験に合格であったものが16件、不合格であったものが16件である。
  • 全ての部品について、申請件数が142件あり、工学的試験及び臨床的試験に合格であったものが88件、不合格であったものが54件である。
  • 名称・型式や備考欄の記載変更について了承する。
  • 削除申請については、211件であった。
  • 従来品よりも高機能の部品について、これを完成用部品として指定するためには、従来のものとの相違点について、構造だけでなく、利用者にとって何が良いのか客観的なデータが必要であり、その上で、どのような者に処方するのが適切な補装具費支給の観点からふさわしいのか整理する必要があることから、高機能部品の申請を行っている事業者に客観的データを求めること。
  • 装具の支柱等、従来のカテゴリーに該当しない部品については、新たに枠を設けることを検討。