令和3年度医療分野におけるサイバーセキュリティ対策調査事業 研修及び情報共有体制試行のご案内

研修案内を掲載しました。(2022年1月7日)
情報共有体制試行の案内を更新しました。(2022年1月21日)

現在、厚生労働省ではデータヘルス改革として医療機関等における健康・医療情報の連携・活用について検討を進めております。昨今、医療機関等へのサイバー攻撃が散見されており、医療情報の漏洩や、医療提供体制に影響が起きてしまった事例もあります。こういった状況の中で医療機関を中心とした医療分野のサイバーセキュリティ対策の強化は大事なことであり、そのために医療従事者に向けた研修を実施いたします。是非ご受講をお願いします。

 

事業の概要



 厚生労働省では、医療分野におけるサイバーセキュリティ対策の強化を目的として、令和3年度「医療分野におけるサイバーセキュリティ対策調査一式」においてサイバーセキュリティに関する情報共有・相談体制の試行・検証及びサイバーセキュリティに係る研修を実施しております。

■研修について

 本事業では、医療機関で働く皆様のサイバーセキュリティに関する理解を深めるため、医療従事者向けのサイバーセキュリティ研修を実施いたします。
 研修受講希望の医療従事者の皆様におかれましては、下記の研修用WebサイトURLにアクセス頂き、案内に従いお申し込みをお願いします。
 なお、本研修の教材は今後公表させて頂く予定ですので、各医療機関内での研修にもご活用頂ければ幸いです。
 

【案内文書】
研修の案内文書

 

【お申込み用Webサイト】
各研修のお申込みは以下のお申込みサイトからお願いいたします。
https://www.cyber-security-training.online/event/
 

■情報共有体制の試行について

 サイバーセキュリティ対策の強化のためには、個々の医療機関の対策を個別に強化する他、各医療機関が連携して対策をしていくことが重要です。例えば、ある医療機関にてサイバー攻撃を受けた際、その攻撃に関わる情報を他の医療機関に共有することで、同様の攻撃を医療機関全体として防ぐことができるようになります。また、医療機関の担当者の日々のITシステムやセキュリティに関する悩みについて相談し、相互に知見を高めていくことができます。
 このような取組は、他分野の一部ではISACとして既に実施されております。本事業では、医療分野におけるサイバーセキュリティに関する情報共有の仕組みを検討する際のプロトタイプとすることを目的として、医療関係者のご協力を賜りつつ、掲示板などの情報共有ツールを用いた情報共有・相談体制の試行を行います。
 

【案内文書】
情報共有・相談体制の試行の案内文書

 
情報共有・相談体制の概要

 

【お申込みの方法】
ご協力いただける医療機関におかれましては、代表者を1名ご指定いただき、以下のメールアドレスにご連絡ください。事務局から代表者の方にお申込みの方法を別途ご案内いたします。
【事務局】:有限責任監査法人トーマツ
【メールアドレス】:hccyber2021×tohmatsu.co.jp
※迷惑メール防止のため、メールアドレスの一部を変えています。「×」を「@」に置き換えてください。
  メールタイトルに「情報共有の試行への申込み」とご記入ください。

 

 

お問い合わせ先

本研修に関してご不明な点がございましたら、下記事務局までお問い合わせください。
【事務局】(受託先:有限責任監査法人トーマツ)
(連絡先)Email:cyber_elearning_contact×tohmatsu.co.jp ※迷惑メール防止のため、メールアドレスの一部を変えています。「×」を「@」に置き換えてください。

【厚生労働省お問い合わせ先】
医政局研究開発振興課医療情報技術推進室
TEL:03-5253-1111(内線4156)