【照会先】

医政局研究開発振興課

臨床研究推進指導官
 山本 明子(4155)
技術係係員
 田村 文弥(4151)

(代表電話) 03 (5253) 1111
(直通電話) 03 (3595) 2430
 

第4回 日本オープンイノベーション大賞 受賞者決定について

名古屋大学高等研究院 医学系研究科呼吸器内科 佐藤 和秀 S-YLC特任助教らのチームが
厚生労働大臣賞を受賞

 我が国のオープンイノベーションの推進のため、先導的又は独創的な取組に対して内閣府において表彰を行う、「第4回 日本オープンイノベーション大賞」の受賞者が決定しました。
 厚生労働大臣賞は、名古屋大学高等研究院 医学系研究科呼吸器内科 佐藤和秀 S-YLC特任助教らのチームが取り組む「e-mask; 飛沫を防ぐ検査・処置での簡便・安価・使い捨て・実用的なマスクの開発と実装プロジェクト ~with / postコロナ禍での新しい安全な検査・処置スタイルを目指した大学若手医師と企業の有機的連携による開発・実証・実装の取り組み~」に授与されます。本取組では、医療の現場で日常的に広く使える検査用飛沫防止マスク(e-mask; 内視鏡検査時の簡便・安価・実用的な飛沫感染予防マスク)を開発し、事業化しました。Withコロナ/Postコロナの新しい安全・安心な内視鏡検査スタイルの提案であり、標準予防策として臨床医療現場に変革を促すことが期待されます。

 

1.厚生労働大臣賞の受賞者について
 医薬品・医療機器等関連産業の振興の観点から、特に顕著な取組等が認められる個人又は団体として、以下の事例に対して、厚生労働大臣賞の表彰を実施します。受賞した取組・プロジェクトの概要は資料1を御参照ください。
事例名:e-mask; 飛沫を防ぐ検査・処置での簡便・安価・使い捨て・実用的なマスクの開発と実装プロジェクト
    ~with / postコロナ禍での新しい安全な検査・処置スタイルを目指した大学若手医師と企業の有機的  
    連携による開発・実証・実装の取り組み~
受賞者:佐藤 和秀 (東海国立大学機構 名古屋大学高等研究院 医学系研究科呼吸器内科 S-YLC特任助教)
    岡地 祥太郎 (東海国立大学機構 名古屋大学 医学部附属病院 呼吸器内科 病院助教)
    古川 和宏 (東海国立大学機構 名古屋大学医学部附属病院 消化器内科 病院講師)
    寺澤 彰規 (株式会社白鳩 開発営業グループ チームリーダー)
    西久保 賢 (株式会社スズケン ケンツ事業部営業推進一課 主任)
 
2.表彰式概要 
日時:令和4年2月22日(火)17:00~19:15(予定)
会場:内閣府 中央合同庁舎第8号館1階講堂(東京都千代田区永田町)
内容:各賞授与、受賞者スピーチ、審査講評 他
※新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み一般参加はオンラインのみ
 
※ 日本オープンイノベーション大賞について
 我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために、平成30年度より、「日本オープンイノベーション大賞」をスタートさせ、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を称えることとしました。本年度は、来たる2月22日(火)に表彰式を開催し、内閣総理大臣賞をはじめとする13の賞が14の取組・プロジェクトに授与されます。
 詳細については、内閣府のホームページをご覧ください。
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/

 

厚生労働大臣賞受賞事例概要