令和元年度卓越した技能者の表彰式

2019年11月11日(月)
リーガロイヤルホテル東京
東京都
被表彰者に表彰状を贈る自見厚生労働大臣政務官

厚生労働省は、令和元年度卓越した技能者(現代の名工)の表彰式を行いました。

この式典に出席した自見厚生労働大臣政務官は
「現代の名工となられた皆さまの今後のご活躍は、将来を担う若者にものづくりや技能の道への第一歩を踏み出させ、若年技能者自らが技能向上に取り組む契機となるものです。
今後とも、皆さまがその卓越した技能と指導力をもって、広く技能者の模範として、後進の育成に一層積極的に当たっていただきますことを期待しています」
と挨拶しました。

この式典では、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰しました。

この表彰制度の目的は、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ること、また、技能者の模範として、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次世代に承継していくことです。

今年度の被表彰者は、鋳込工(いこみこう)(※)として伝統的な工芸品「東京アンチモニー工芸品」などの貴金属製品を「戻し吹き」技法で鋳造(ちゅうぞう)することに卓越した技能を持つ近藤幸男氏をはじめ150名です。

  • 鋳込工(いこみこう)
    「鋳込み」は、溶かした金属を鋳型へ流し込んで鋳物を作る工法のことです。
    「鋳込工」は、その技能者のことです。

人材開発統括官付能力評価担当参事官室
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線5968)

被表彰者に祝辞を贈る自見厚生労働大臣政務官
被表彰者代表による謝辞
職種部門ごとに名前を呼ばれる被表彰者