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第8回ASEAN+3保健大臣会合
大口厚生労働副大臣は、第8回ASEAN+3保健大臣会合に、政府代表として出席しました。
本会合は、2年に1度開催され、ASEAN10か国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)の保健分野に関する課題について議論し、ASEANと日本、中国、韓国との協力について意見交換を行うものです。
今回の会合では、日本は、カンボジア王国と共同議長国になり「ASEANの全ての人々の健康促進」をテーマに、日本・中国・韓国の取りまとめ・進行役を担いました。
大口厚生労働副大臣は、演説の中で、日本が行っているユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※1)推進のための取り組みや国際保健規則(IHR)(※2)に即した取り組み、ASEAN各国の適切なUHC構築やアジア太平洋新興感染症・公衆衛生危機戦略(APSEDⅢ)(※3)の推進に向けた貢献について述べました。
その後、大口厚生労働副大臣は、ブンヘン カンボジア王国保健大臣と会談を行い、JICAを含む二国間の協力推進などに関して意見交換を行いました。
- ※1ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
全ての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる状態 - ※2日本の国際保健規則(IHR)
WHO憲章に基づき疾病の国際的伝播を最大限防止することを目的に策定された国際規則 - ※3アジア太平洋新興感染症・公衆衛生危機戦略(APSEDⅢ)
感染症やその他の健康危機への備えと対応について規定する国際規則「国際保健規則(IHR)」の実行能力を向上するためのアジア太平洋地域での戦略文書
5年毎に改定され、現在第3期となっています。
大臣官房国際課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線7305)