第8回APEC保健・経済ハイレベル会合

2018年8月16日(木)~8月17日(金)
パプアニューギニア独立国
第8回APEC保健・経済ハイレベル会合のパネルディスカッションで発言する高木厚生労働副大臣

高木厚生労働副大臣は、第8回APEC保健・経済ハイレベル会合に出席しました。

今回の会合では「投資・革新・協働を通じたプライマリ・ヘルス・ケア(※1)の変革」をテーマに、持続可能でパフォーマンスの高い保健システムを築くため、各国と関係団体の事例発表、革新的アプローチの共有や議論を行いました。

高木厚生労働副大臣は、パネルディスカッションで、日本のプライマリ・ヘルス・ケアとユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※2)達成への取り組みについて触れ、各国・地域と本分野について引き続き積極的に協力していくことを表明しました。

また、高木厚生労働副大臣は、テム パプアニューギニア独立国保健大臣やパト 同外務移民大臣と面会し、2018年10月のWHO西太平洋地域事務局長選挙と保健医療分野の協力関係などについて意見交換を行いました。

さらに、高木厚生労働副大臣は、ポートモレスビー総合病院などを訪問し、現状や課題について意見交換を行いました。

  • ※1プライマリ・ヘルス・ケア
    WHOの説明では、プライマリ・ヘルス・ケアは、通常、人々が保健医療システムに最初に繋がる場であり、これは、包括的で、アクセスしやすく、地域に根ざした、個人の生涯にわたる保健ニーズを満たすケアであるとしています。
  • ※2UHC(Universal Health Coverage)
    全ての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる状態

大臣官房国際課

左からリムビング・パト パプアニューギニア独立国外務移民大臣、
プカ・テム パプアニューギニア独立国保健大臣、高木厚生労働副大臣
ポートモレスビー総合病院の視察の様子