国際貨物ターミナルの安全パトロール

2018年7月5日(木)
東京国際エアカーゴターミナル株式会社
国際貨物ターミナルの安全パトロールを行う牧原厚生労働副大臣

牧原厚生労働副大臣は、全国安全週間※1の取り組みの一環として、労働災害防止対策の推進のため、第13次労働災害防止計画※2の重点業種である陸上貨物運送業の安全パトロールを行いました。

パトロール後、牧原厚生労働副大臣は
「滑りやすいところについて、床をざらざらにするなど、きめ細かい配慮がされているのは、非常に大切なことだと思います。
経営陣が普段から現場の従業員とコミュニケーションを取り、その声をしっかりと受け止めてすぐ実行に移していただいていることが本当に素晴らしいと思いました」
と講評を述べました。

  • ※1全国安全週間
    厚生労働省と中央労働災害防止協会は、産業界での自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ることを目的に、7月1日~7日を全国安全週間と定めています。
  • ※2第13次労働災害防止計画
    重点業種である陸上貨物運送事業について、平成29年と比較して労働災害による死傷年千人率を5%以上減少させることを目標としています。
    陸上貨物運送事業の労働災害は、交通事故(道路)を除くと、荷役作業時に発生することが多く、特に荷役作業時の死亡災害では、(1)墜落・転落、(2)荷崩れ、(3)フォークリフト使用時の事故、(4)無人暴走、(5)トラック後退時の事故が約8割を占めています。
    これらの荷役作業時の5大災害の防止対策のため、周知・徹底に取り組んでいます。

労働基準局安全衛生部安全課

フォークリフト使用時の安全作業などについて質問をする牧原厚生労働副大臣
冷蔵庫内の酸欠防止のための「酸素濃度計測器」の確認
荷役作業における必要な広さや通路の安全も確保している荷捌場の説明
航空機で使用する輸送用具の計量作業の説明
作業現場の安全パトロールを行った後、講評を述べる牧原厚生労働副大臣