千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式

2018年5月28日(月)
千鳥ヶ淵戦没者墓苑
千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式で、納骨するご遺骨を受け取る加藤厚生労働大臣

常陸宮殿下のご臨席のもと、厚生労働省主催の千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式を挙行しました。

拝礼式には、安倍内閣総理大臣の代理である菅内閣官房長官をはじめ、遺族代表(日本遺族会会長含む)、関係国駐日大使、衆議院議長、衆議院厚生労働委員長、参議院厚生労働委員長、外務大臣、環境大臣、防衛大臣、各政党代表、千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会長など約500人が参列し、戦没者に献花を行うとともに哀悼の誠を捧げました。

今回の式典では、政府の遺骨収集事業によりロシア、硫黄島などで収容した戦没者のご遺骨のうち、ご遺族に引き渡すことができない1,852柱を同墓苑に納骨しました。

既に納骨されたご遺骨と合わせると369,166柱となります。 加藤厚生労働大臣は式辞で
「多くのご遺骨が残されているフィリピンについて、5月に、フィリピン政府との間で協議が整い、覚書の署名に至りました。この覚書に基づき、ご遺骨を一日も早く祖国にお迎えすることができるよう、しっかりと取り組んでまいります」
と述べました。

社会・援護局援護企画課

式辞を述べる加藤厚生労働大臣
納骨後、納骨場所を整える加藤厚生労働大臣
加藤厚生労働大臣の御先導でご拝礼に向かわれる常陸宮殿下
ご拝礼になる常陸宮殿下
献花に向かう菅内閣官房長官
献花に向かう加藤厚生労働大臣
多くの方々にご参列いただきました