車座ふるさとトークin三重県東員町

2018年2月10日(土)
東員町役場
「車座ふるさとトークin三重県東員町」で、挨拶をする高木厚生労働副大臣

高木厚生労働副大臣は、車座ふるさとトーク(※1)に出席し、在宅看取りを経験した方々、人生の最終段階を過ごす場所の選択に悩んでいる方、ボランティア活動を実践している方々、医療に従事している方々と「人生の最終段階における医療・看取りに関する取り組み」をテーマに意見交換を行いました。

参加した方々からは
「家族が在宅ケアをする場合、必要な医療機器のレンタルがあれば、ありがたいと思った」
「ターミナルケアを行っていた際、看護師から『最期をどう迎えるのか、事前に、本人から聞いておいた方がよい』と言われたが、どのように聞けばよいのかわからなかったのでアドバイスをいただきたい」
などの意見が出ました。

高木厚生労働副大臣は
「それぞれ課題を抱えながらも行政と在宅医療、看護、介護等の関係者がしっかりと連携して、住民の方々が望む場所で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けていけるよう取り組みを始めていることなど非常に参考になりました。
厚生労働省として、本人の意思が尊重される仕組みづくりを推進してまいりたいと思っております」
と述べました。

なお、車座ふるさとトーク出席前、高木厚生労働副大臣は、在宅医療の普及に取り組んでいる「いしが在宅ケアクリニック」や看護小規模多機能型居宅介護(※2)施設「ナーシングホームもも鳥取」、福祉の総合相談を行っている「すわハッピースペースまるごと相談所」を視察しました。

医政局地域医療計画課

大臣官房総務課広報室

  • ※1車座ふるさとトーク
    大臣、副大臣、政務官が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声をつぶさに聞いて、政策にいかす安倍内閣の取り組み
  • ※2看護小規模多機能型居宅介護
    退院後、スムーズに在宅生活に移行したい方や、がん末期などの看取り期や病状が不安定期間に、在宅生活を継続したい方に対に対するサービス。また、在宅介護を行っている家族の方の相談に乗り、一時的にケアを代替するなど負担を軽減するサービス。
車座ふるさとトークの様子
高木厚生労働副大臣と「車座ふるさとトーク」に参加した皆さま
いしが在宅ケアクリニックで概況説明を受ける高木厚生労働副大臣
ナーシングホームもも鳥取を視察する高木厚生労働副大臣