閣議後記者会見概要

H21.06.16(火)09:15~09:18 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等ついて

大臣:
閣議については御報告することはありません。
人事案件について御報告いたします。本日の閣議におきまして、本日付で厚生労働大臣政務官の戸井田とおるについて願いにより職を免ずることが決定されました。後任はおきません。それから、雇用均等・児童家庭局幹部につきまして、同じ閣議において、本日付で雇用均等・児童家庭局長を村木厚子から大臣官房審議官の北村彰に交代させることも決定されました。これに伴いまして、村木厚子を大臣官房付とし、中央労働委員会事務局次長伊岐典子を大臣官房審議官雇用均等・児童家庭担当に併任することといたしました。今回の人事異動は、少子化対策、ワーク・ライフ・バランスの実現等課題が山積し、昨日も私が申し上げたとおり、特に育児・介護休業法一部改正法案が国会審議される中、雇用均等・児童家庭行政に一刻の遅滞も許されないので、緊急に決定した次第であります。新局長は、これまでこの分野の審議官として取り組んできておりますし、また、今度審議官になります伊岐典子につきましても、この分野の、特に育児・介護休業制度の創設に関わった等の経験が豊かなのでこの布陣で対応したいと思っております。法案の早期成立、その他山積しているこの分野の行政を停滞させないという思いで取り組んでいきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

質疑

記者:
郵便不正事件の内部調査ですけれども、これはいつ頃までに結果を出される予定で。
大臣:
検察を含め捜査当局が今いろんな捜査を行っておりますので、この状況を見ながら、何度も申し上げますけれども、こちらは刑事事件としての捜査をしているわけではありませんので、いろんな省内の行政について瑕疵なり問題があれば是正していこうということですから、検察の捜査を見ながら決めたいと思っております。
記者:
報道各社の世論調査で麻生内閣の支持率が急落しておりますけれども、その原因についてどこにあると大臣お考えに。
大臣:
私も麻生内閣の閣僚の一人でありますから、深刻に受け止めて反省すべきは反省し、きちんと仕事をする必要があると思っております。何が理由であるかというのは、識者の皆さん、メディアの皆さんがむしろおっしゃることであると思います。今回の鳩山前総務大臣の辞任劇が影響しなかったかと言えば、無かったことは無いと思います。世論調査はその時々の状況、時代の雰囲気、そういうものも大きく影響しますから、深刻に受け止めるとともに仕事をきちんとやることによって国民に応えて、そして、また世論調査によって支持率を上げていくということしかないと思いますので、着実に仕事に取り組んでいきたいと思っております。

(了)