大臣厚生労働記者会挨拶及び共同会見

H20.08.01(金)21:05~21:08 省内会見場

広報室

会見の詳細

挨拶

大臣:
先程官邸で会見したとおりですけれども、引き続き厚生労働大臣職を務めることになりましたので今後ともよろしくお願いいたします。

質疑

記者:
大臣は、かねて3人大臣が必要だと言われてこの厚生労働大臣の職をもう一度務められることになった今後の意気込み、気概について。
大臣:
「5つの安心プラン」という事もありますし、その中にも網羅してあります。それから、年金記録の問題もあって、大変な仕事ですけれども、国民の目線に立って一つ一つ着実に問題解決していきたいと思っております。そういう意味で、何よりも改革ということも非常に重要ですから今やっていることを引き続き更に強力に推し進めていくという気持ちで頑張りたいと思っております。
記者:
個別の政策の事について一つ。年金の国庫負担の2分の1引き上げについて、財源の目途が立たない中で、一部延期論も出ておりますが、これについてのご所見をもう一度お聞きしたいのですが。
大臣:
これはもう財務大臣ともその点は一致しておりますけれども、国民に対する約束ですからきちんと2分の1に引き上げる。引き上げることを前提にして持続的な年金制度を守っていくというような形になっておりますので、何としてでもそれは実現したいと思っております。
記者:
それは来年4月と。
大臣:
もちろんそうです。
記者:
新内閣の顔ぶれを見て感想いかがでしょうか。
大臣:
堅実で、皆さん経験のある方々ばかりですから、きちんとした仕事ができると思っております。新規さに欠けるとか新味がないとかいうような声もありますけれども、外見で仕事をやるわけではありませんから、具体的に国民に対してきちんと答えを出していく、仕事をしていくということが一番大事だと思います。そういう意味で全閣僚一丸となって一所懸命やっていきたいと思っております。
記者:
留任にあたって総理の方から何か具体的な指示なりあったのでしょうか。
大臣:
先程も申し上げましたように、「5つの安心プラン」を着実に実行する。それから、年金の記録問題もきちんとやる。それから、「5つの安心プラン」に入っておりますけれども、医療制度、医師不足、それから介護の問題、それから雇用の問題は、日雇いの派遣の問題含めて労働者派遣法の改正問題、それから、例えば、食品の安全ということも国民の関心事ですから、こういう事についてしっかりやり、そして社会保障制度について持続可能な良い制度を作っていくということの指示です。

(了)