閣議後記者会見概要

H20.04.18(金)09:15~09:18 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議は特別ありませんが、閣僚懇談会で、16日に国立感染症研究所を視察したことについて、ご報告して各閣僚のご協力をお願いしました。

質疑

記者:
後期高齢者医療制度について、今日対策本部が開かれるのですが、この席では何を。
大臣:
これまでの動きをサーベイして、例えば、保険証が届いていない方は、どれくらいいるかとか、それからさらなる周知徹底体制を、こういうビラでやった方がいいのではないかとか、そういうことを含めて議論します。
記者:
自民党の方で、見直すというような議連ができていますけれども、このへんについてはいかがですか。
大臣:
いろいろな意見は、与野党含めて、これはきちんと受け止めたいと思いますけれども。ただ2年前にきっちり法律が決まっています。そして昨年末に凍結措置を含めて、これは与党で決まっていることですから、したがってそれを踏まえて、今この制度をきちんと円滑に前に進めます。いろいろなメリットがあるわけですから、それが国民に理解していただけるようにやるというのが、我々のやるべきことだというふうに思っています。
記者:
公明党の方から、自民党の中に議連ができたということについてですね、いかがなものかというようなことが出ているのですが、そのへんについてはいかがですが。
大臣:
どの政党も自由な政党ですから、いろいろな意見があっていいというふうに思っております。ただ私の立場では、これはもう国会で法律で決まったことであり、着実に実施して行くというしかありません。生活の支援の面からも高齢の方の、それからやはり、国家百年の大計で国民皆保険を守るという立場からも、良い点がたくさんあるわけですから、それをやはり説明して行く、これまで説明が不十分だったと思います。それを徹底して定着させて行くということが、大事だと思います。
記者:
話は変わるのですが、埼玉県でコレラが発生しまして、31人という患者、2000年の統計開始以来、初めて結構大きな数の患者が出たんですが、これについて何か対策等お考えなられていますか。
大臣:
これは一応お医者さんから報告が上がり、調べてみたら食中毒だということなんで、今後その食中毒対策を徹底してくださいという指示を出しました。日本でコレラというのはちょっと驚きましたけれども、ただやはり海外から人も、物も、食べ物も、入って来ますから、やはり万全の体制を取りたいと思いますので、きちんと衛生管理はやっていただきたいし、それから国民の皆さんにも、よく手を洗うとか、そういうことを含めて、やっていただければというふうに思います。

(了)