閣議後記者会見概要

H19.02.20(火)08:52~08:56 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日は、閣議の後で、総理と少し個人的に面談をしまして、かねて懸案でありました、廃案になりました次の年金機構、この組織の名称を決定しました。名称は、「日本年金機構」と全部漢字でございます。「日本」は、これは、あくまでも国が財政責任、管理責任をきっちり持っているということを表す。「年金」は、もうこれは、平仮名で書くようなことではなくて、ちゃんとまともに年金の仕事はここでやりますということを表す。「機構」は、ちょっと正直言って、みんなにも迷いがないわけではなかったんですが、やはり現行の公法人と、非公務員型であっても公法人というものは機構という名前を名乗っていますから、それと平仄を合わせて機構ということにいたしました。よって、フルネームで申しますと、「日本年金機構」ということで、これでいいじゃないですかということでお決めいただいたと、こういうことでございます。他は別段、ちょっと新しい機構を巡る今の与党との検討の状況について、私の知るところを報告をしておいたということです。以上です。

質疑

記者:
確認ですけれども、読み仮名は、「にほん」ではなくて「にっぽん」ということでよろしいんでしょうか。
大臣:
そうですね。その点は、ちょっと、まだ確定版がない。「にっぽん」でしょうね。「にっぽんねんきんきこう」。
記者:
総理が、この名前について、何か。
大臣:
いや、別段これでいいじゃないですかと。2~3案は用意はしてありましたけれども、一番上に書いてありまして、第一の候補ということでしたから。これでいいんじゃないでしょうかとおっしゃっていました。
記者:
確認ですが、総理と今大臣のお二人で決められたと。
大臣:
そうです。
記者:
大臣が、その「日本年金機構」というのを推したということなんでしょうか。
大臣:
いや、3つ、4つ並んでいまして、これで指さしてどちらともなく。しかし、基本的には総理にお決めいただいたということです。
記者:
他には、どういう案があったんでしょうか。もし、よろしければ。
大臣:
ちょっと、それはもう忘れましたね。
記者:
総理が決めたという認識でよろしいわけですかね。
大臣:
そうですよ。総理の方からこれでいいんじゃないですかと、先におっしゃいました。
記者:
この名称は、当然法案に盛り込まれるわけですね。
大臣:
そういうことです。
記者:
法案の提出は、3月10日前後くらいということでよろしいですか。
大臣:
はい、予算非関連法案ですから、3月13日が期限ですか、それを目指して今法制化の作業を鋭意進めています。
記者:
今日総理から了承もらったのは、名前だけで、他に例えば、分割会社化するとかですね、他の法案サイドのことはまだ。
大臣:
いや、まだそれは、調整報告の段階ですね。
記者:
中川幹事長の「絶対的忠誠発言」というのが話題になっていますけれども、大臣のご感想をお聞きしたいんですが。
大臣:
みんな、絶対忠誠だと思いますよ。
記者:
あと、その規律の問題というのも幹事長が触れられていましたけれども、それは別に緩んでいるというのではないというご認識でしょうか。
大臣:
ないですね。そういうことはないと思いますよ。むしろ、和気あいあい協力して、お互い情報交換、仕事の上の情報交換してやっているというのは必要ですからね。

(了)